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2019/11/15

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第4節 vs レバンガ☆SAPPORO結果報告

11月9日、RAGE Shadowverse Pro League 第4節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs 真春選手

ウィッチ、ネクロマンサー、ビショップという低Tierリーダーを掴まされてしまったバーサ選手。
高Tierリーダーのネメシスを取られた場合、ネクロ、ビショップは長期戦になってしまうことがそのまま負けを意味する場合があるため、一番敵のヘルスに触ることのできるウィッチを選択します。
相手の進化ターンよりも前に少しでもヘルスを削りつつ、横展開で一貫したアグロプランを取るバーサ選手ですが、4ターン目の真春選手のリーアム進化が完全に刺さりました。
バーサ選手はテトラ進化で少しでも打点となるソニック・フォーを手札に供給しつつ盤面を取り返し、ジオスで必殺の盤面を作ります。
しかしそこに真春選手のパペットショックで進化権を使わない2面処理、続くネメシスの展開を機械魔導のゴーレム進化からの機械カードを使っての全処理でなんとか返しますが、これも殺戮の人形ツヴァイで進化権を残したまま返されます。
バーサ選手から見ると一つ残った真春選手の進化権からメイシアもチラつく上に、真春選手の盤面が強すぎてライフを削るリソースを手札に残せません。
結果バーサ選手のライフポイントは11となり、勝ち筋がどこにもない試合になってしまい、一方、真春選手は上手に盤面にフォロワーを並べ続け、ウィッチが一番辛い盤面を作り続けます。
真春選手は不運にも明確な勝利プランのカードが一枚も引けていなかったのですが、代わりに進化権を失わない処理札を多く抱えたことがバーサ選手のウィッチと上手く噛み合い、バーサ選手の苦しい敗北となりました。

 

ローテーション1試合目 たばた選手 vs きょうま選手

たばた選手デッキ詳細

たばた選手の自然ドラゴンvsきょうま選手の自然ロイヤル。後半までライフを保てればドラゴンが、中盤にリオードを強化して白刃の剣舞で盤面を押し付けながら、王の一閃を疾走札に付けていければロイヤルが有利な五分マッチ。
たばた選手は旋風のプテラノドン、呪われし影・ヴァイディを揃え、きょうま選手はリオード、白刃の剣舞、王たる光・ベイリオンを揃える手札。
順調にリオードを育てるプランを選択するきょうま選手に対して、2枚目のヴァイディを引けば2回目の闇の侵食の効果でリオードを破壊し勝利に一気に近づくたばた選手。なかなか2枚目のヴァイディが引けません。
たばた選手はヴァイディが引けない代わりにナテラの大樹が上手く回り、きょうま選手がヴァイディの影の侵食をケアするような3面展開をして1ターンを渡したことで、逆にヴァイディがないことが噛み合いジェネシスドラゴン+闇の侵食+ヴェロキラプトルでのナテラの大樹2枚を供給します。
きょうま選手の7pp帯の動きに対して、次のターンの10pp伊達政宗を予約してターンを渡されたたばた選手、ナテラの大樹で2枚をめくった後、母なる君のプランと伊達政宗プランに悩みますが、ここはドラゴンシェフで6回復しながら守護を立てない2面処理を選択します。
これは森の姫・ミストリナをケアしないプレイだった為、きょうま選手がミストリナ+輝ける剣撃+白刃の剣舞で全処理しながら9点たばた選手のヘルスに詰めますが、これにより月の刃・リオードの潜伏がついに解けます。
先程母なる君を使わなかったことが逆に噛み合い、ついにきょうま選手の最後の打点となるリオードを処理、これが決め手となり、たばた選手が遂に初勝利を飾りました!

 

ローテーション2試合目 カラクリ選手 vs さわさき選手

カラクリ選手デッキ詳細

イミナ疾走ビショップのミラーマッチとなりました。異なるポイントはイミナの枚数とフラワーフェザーフォルクの有無。
先行を取ったさわさき選手、フェザーフォルクパニッシャー、エンジェルラット、ムニャール登場と怒涛の攻めを見せながら、先行神鳥の修道女を置いて一貫してライフを削る手札。
一方カラクリ選手は序盤にワンダーコックをプレイしてリソースを増やすプランを選択し、4ターン目進化でミルフィ進化とクルト進化の択を迫られますが、カラクリ選手はフェザーフォルクパニッシャーを強く使うことを見越してクルト進化を選択します。
転機は6ターン目、アニエスを引き込んだ状態でカラクリ選手がクルトを2枚切ったのが見えているさわさき選手。
神鳥の修道女からの3/4疾走、アニエスの4/5疾走を盤面に残してターンを終えれば、次のターン母なる君以外の処理がカラクリ選手側にないために、7ターン目にエンハンス7のミルフィを安着できるという非常に上手い盤面作り。これがカラクリ選手に刺さったことでヘルスへの10打点と3ドロー、盤面全処理を全て成立させます。
一方カラクリ選手も、4ターン目に残したミルフィ+フェザーフォルクパニッシャーのプランでこの盤面を返して、進化権がないことでクルトで返せないであろうさわさき選手に母なる君のプレイを誘導させ、非常に上手い3面返しを見せます。
エンジェルラットで返すさわさき選手のターン、2枚目のアニエスを引き込んだままジャスティスマナをトップから引き込みます。これがフェザーフォルクパニッシャーと噛み合い、さわさき選手のリーサルとなり、カラクリ選手の敗北となりました。

 

ローテーション3試合目 NISE選手 vs Tatsuno選手

NISE選手デッキ詳細

NISE選手は自然ロイヤル、Tatsuno選手は自然ドラゴンのマッチアップ。
NISE選手はハルバードウルフと王たる光・ベイリオン、Tatsuno選手はヴェロキラプトルと呪われし影・ヴァイディを引き込んだ手札と好調なスタート。
転機は5ターン目、Tatsuno選手は2枚目のヴァイディ進化+侮蔑の炎爪で6打点を出しながら、2枚目の影の侵食手に入れます。これによって6ターン目の進化ベイリオンまで取られ、これが決定打となり、NISE選手は勝ち筋を失います。
その中でも影の侵食がない中のリオード展開、母なる君をケアしたミストリナの疾走等、精一杯自分の勝ち筋を模索しますが、最後まで押しきれず、Tatsuno選手が序盤の勢いそのままに勝利を掴みました。
なお、NISE選手には5ターン目のベイリオン進化+白刃の剣舞択があったこと、Tatsuno選手にはアデール+母なる君当たりでのリーサルがあった事等、互いに反省があり、配信のコメントを通しても学びのある良い試合でした。

 

 

1勝3敗で終えた第4節、相手のネクロマンサーの持ち込みに翻弄され、1勝2敗で3戦目を迎えたことが3戦目にロイヤルを引きずり出される決定打になったことは否定できません。
この結果を今後も活かすため、持ち込みの部分をより考え、息苦しいデッキ選択に陥らないよう精進していきます。

また、応援してくださる皆さんの期待に応えられるよう、まずは1勝して流れを掴みにいきます。今後ともご声援をよろしくお願いいたします!