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2019/11/29

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第6節 vs GxG 結果報告

11月16日、RAGE Shadowverse Pro League 第6節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs フォレスト選手

バーサ選手はネメシスをピックし、ラグナアウェイク、メイシアの2大フィニッシャーをピックすることに成功。パペットショックやマリオネットボーイといった進化権を温存するカードも引き込み、メイシア、ラグナアウェイク、どちらのプランにも安定して臨める強力なデッキを完成させました。
対してフォレスト選手は自身が1番信頼を置いているドラゴンを選択。ドラゴンブレイダーやドラゴンバスター・イアン、旋風のプテラノドン、フルメタルドラグーン・バイロンをデッキに収めました。

一番の試合に影響する選択肢となったのは4ターン目のバーサ選手。
メカゴブリンとプテラノドンを処理するのか、しないのかの問題です。
手札にあるメイシアの要求値を下げるためにも、フォレスト選手の4ppがマシンダイバー等であればHPを削りにいきたい場面。しかしイアンがフォレスト選手の手札にあれば裏目となる為、全処理しなければなりません。
ここでバーサ選手は、メカゴブリンを処理してプテラノドンは残す択を選択します。
返すフォレスト選手のターン、イアンを進化しバーサ選手のプレイが完全に裏目となります。残したプテラノドンの2点、そして次のターンのプテラノドン進化+美食の伝道師によって、結果としてプテラノドン1枚が合計7点を出すことに。
バーサ選手は体力的な厳しさからメイシアプランを諦め、メイシア進化から何とか盤面を返しますが、AFカードを埋められていないこともあり、その後のフォレスト選手のマシンダイバーの展開を返せません。
8ターン目、バーサ選手は人形の支配者・リーアム進化+ドールエンジェル・ミーア+操り人形+操り人形+破壊の愉悦で5/5のリーアムを残して相手にターンを終えます。
対するフォレスト選手はここで正義のドラグ―ンを引き込みます。フォレスト選手はバイロン+ガジェットマーメイド+ヤヴンハールで5/5を処理しながら、疾走でバーサ選手に5点のダメージを与えます。次ターンのドラゴンクローでHPを0にできることを見越したフォレスト選手のプランが通り、バーサ選手の敗北となりました。

 

ローテーション1試合目 たばた選手vsちゃみ選手

たばた選手デッキ詳細

たばた選手は自然ドラゴン、ちゃみ選手は自然リノセウス混成エルフ。
序盤たばた選手は、荒野の案内人とヴァイディを引き込んで好スタートを切りました。
対するちゃみ選手もリノセウスを2枚初手で引き込んだ強力な手札。
ドラゴン側はどうしても影の侵食の下準備が必要な分、勝敗の行方は完全にエルフ側のリノセウスカウントの速度に左右されるマッチアップです。
5ターン目、ちゃみ選手はナテラの大樹+萌芽の化身+フェアリー+リノセウス進化でリノカウントを稼ぎながらメイの直接召喚でデッキを圧縮します。メイの採用枚数調整もあり、これによって森の女王・リザの効果がリノセウスの確定サーチになり、リザをデッキから引き込んでもちゃみ選手からはリーサルが見えます。対してたばた選手の6ターン目、遂にヴァイディの影の侵食を発動します。ちゃみ選手は機械樹の番人の裏に一枚リノセウスを隠す形でリノカウントを達成しますが、続く7ターン目、たばた選手は荒野の休息からのナテラで母なる君を手繰り寄せます。
この1枚が6点守護となり、ちゃみ選手のリーサルを阻みます。なんとか対空射撃と手札に回収したメイで返しますが、8ターン目にヴェロキラプトルをトップから引いたたばた選手、きっちり侵食の打点を9点に上げて勝利を掴みました!

 

ローテーション2試合目 NISE選手vsRiowh選手

NISE選手デッキ詳細

NISE選手は自然ネクロマンサー、Riowh選手は自然疾走ビショップ。
先行を取ったのはNISE選手。ネクロマンサーが先行を取ることがいかに強いかは皆さんご存じでしょう。先行唯一の弱点であるリソース問題も、ワンダーコックを引くことで解決して好調なスタートを切ります。4ターン目、NISE選手は悪意の憑依の択とコープスドッグの択で悩みますが、ラストワードカウントが進む上に後半アイシャの起点となる憑依を手札に残せることからコープスドッグの択を選択。
対するRiowh選手の4ターン目、HP2のフォロワーで3面を並べたNISE選手の盤面に対してクルトを切らず、HPへの打点を早期から予約するために神鳥の修道女進化を選択します。
これがNISE選手から見るとクルトが無いように見えたのか、ケルベロス択ではなくルベル進化択を選択します。しかしRiowh選手の手札には2枚のクルトが。
とはいえ、ネクロマンサーにとって盤面が何もない状態の6~7ターン目というのはラストワードのカウントを安全に稼ぎに行けるタイミングでもある為、ここでNISE選手はケルベロスを安全着地。
しかし、Riowh選手も盤面に付き合うことはネクロに対する負けを意味する為、プラン通りNISE選手のHPを詰めて神鳥の修道女+エンジェルラットでより打点を詰めます。
NISE選手視点ではこのRiowh選手のプレイはアニエスからの勝ち筋があるように見える為、アイアンツールドクター+ケルベロス進化でアイアンツールドクターにラストワード効果を付けつつ守護を立てます。
8ターン目、ついにRiowh選手はミルフィを引くことに成功しますが、まずはルベルで固められた盤面を処理しながら回復をする必要がある為、クルト進化からの荒野の休息+パニッシャー+ナテラでの処理択をとります。
返すNISE選手のターン、3枚目のルベルによってトートの特殊効果条件を達成。また、墓場のカウント16によりアイシャの直接召喚が発動します。
2ターン目に悩んだ悪意の憑依温存択がここで活きました。ルベル+ナテラ+ナテラ+ナテラでの8点、悪意の憑依での1点、アイシャの4点で1ターンの間に13点を削り切り、見事リーサルを逃さなかったNISE選手の勝利となりました!

 

ローテーション3試合目 カラクリ選手vsリグゼ選手

カラクリ選手デッキ詳細

カラクリ選手はリノエルフ、リグゼ選手は自然ロイヤル。
マッチアップとしてはリノエルフ側の不利マッチですが、ロイヤル側の手札によっては十分リノエルフ側の早期勝利も見えるマッチアップです。
カラクリ選手のハンドはざわめく森、対空射撃、自然の導き。
対するリグゼ選手は荒野の案内人、ハルバードウルフ、王たる光・ベイリオン。
お互いに全キープでのスタートとなりました。
カラクリ選手はざわめく森からリノセウスを引き込み、続くターンにはリザを引き込みリノ2枚、バウンス3枚の最高の手札に。
対してリグゼ選手は4ターン目、進化したベイリオンに王の一閃を打つか悩みますが、覇食帝の調理をケアできることからベイリオンに消費します。この選択が、確定処理札を引き込めていないカラクリ選手の手札に強く刺さりました。打開案として『エフェメラ進化択』と『リノ+導き+リノ+導き+リノ進化択』があり、手札のリザが2枚目のリノを持ってくることから7ターン目のリーサルが見える為、相手の手札に守護がないことに賭けリノ導き択を選択します。
対するリグゼ選手は2枚目のベイリオンの守護裏に潜伏リオードを立ててリーサルから逃げる姿勢。
手札には2刀流を引き込んでおり、実はこの時点でリグゼ選手も7ターン目リーサルを完成させていました。
返すカラクリ選手のターン『守護を突破すること』、『リノをリザでサーチすること』はできますが、1pp足りずリノを2枚出すことが出来ない為、惜しくもカラクリ選手の敗北となりました。

 

ローテーション4試合目 カラクリ選手vsリグゼ選手

カラクリ選手デッキ詳細

各デッキが当て終わり、GxGに残るデッキはいずれもリオードロイヤルで有利を取れるドラゴン、ネメシスのみ。チーム内で一番リオードをやり込んでいたカラクリ選手に、個人としてもチームとしても初勝利を託しました。
カラクリ選手はリオードロイヤル、リグゼ選手は自然ドラゴン。
リオードをテンポよく育てながら、2枚目のヴァイディ進化を警戒して2枚目のリオードを用意しつつ、横に展開していくカラクリ選手。ワンダーコックでヴァイディのドローに賭けながら進化で盤面を固めていくリグゼ選手、お互いにやるべきことが見えている以上、勝敗はドローに掛かっています。
3ターン目の時点で3枚のリオードを揃えたカラクリ選手、4ターン目にリオードに進化を切ってアサシンと2枚目のリオードを立てます。
これが残れば、運命の泉(1点)+陰伏天誅(1点)+二刀流(8点)+リオード進化(3点)で13点、運命の泉が進化済みのリオードに掛かれば14点で5ターン目にHPを0にすることができる盤面を作ります。
それに対してリグゼ選手は天災のジェネシスドラゴンのアクセラレート効果で未進化リオードを処理、リーサルを遅らせます。
返す5ターン目、カラクリ選手は3枚目となるリオードを進化置き、これでアミュレット含め5枚を盤面に並べ、イアン+2枚目のジェネシスドラゴンというの唯一の負け筋をケアします。
リグゼ選手の5ターン目、これを返すことが出来ずターンエンド。
カラクリ選手、リグゼ選手に拍手されながら遂に念願の初勝利をつかみ取りました!

 

今節では3勝2敗の結果となり、遂にチームの初勝利、カラクリ選手の初勝利を手にすることが出来ました。
ここから勢いを付け、後半戦では全勝利を目指し戦って参ります。
アディショナル環境でも皆様の期待に応えられるよう精進して参りますので、今後ともご声援をよろしくお願いいたします!