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2019/12/17

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第8節 vs auデトネーション 結果報告

12月7日、RAGE Shadowverse Pro League 第8節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs Cross7224

第1節のリベンジマッチとなるこの試合、バーサ選手はエルフを選択。最初からラティカを取るか異界を統べるものを取るかで迷いますが、獣戦士・セタスがある分ラティカをピック、ワンダーコックを序盤にデッキに組み込めたことで、自然カードを多く組み込みつつ、レジェンド枠で2枚のヴォジャノ沼の主をピックします。
セタス、ドリアードもピックできたので5ターン目の動きも十分強いことから、ヴォジャノ沼の主を目指すデッキ造りに務めます。
プライマルギガントやオムニスといったエルフのフィニッシャーとなるカードを1枚も引けていない以上、序盤からCross7224選手のライフポイントに詰めて、ヴォジャノ沼の主のリーサル圏内までもっていくのが大切になります。

対するCross7224選手のデッキはドラゴン。トリケラトプスや旋風のプテラノドンといった2ピックにおいて強力なカードを引くことには成功しますが、ナテラの大樹に絡めるカードが少ないことで長期戦に向けてフェニックスハウルを手札に収められるかどうかが大切な試合になります。

先行をとったバーサ選手、悪戯の精霊からスタートし、ミツェル、ブルームスピリット+フェアリーと理想的な展開をします。
それに対してCross7224選手もデッキ唯一のナテラの大樹を供給するプテラノドンを引き込み、4ターン目のムシュフシュ、5ターン目のドラゴンブレイダーが見えています。
4ターン目、バーサ選手はフェアリー+フェアリー+ナチュラル・マナ+ナテラの大樹でイアン進化をケアする動きと、鉄弓の射手でテンポを取りつつCross7224選手への打点を2点増やす動きで悩み、鉄弓の射手をプレイする選択をします。
続く5ターン目にも継続してフェアリー、フェアリールナールツインズ・リナ&レナで一貫性をもってライフポイントを詰めるバーサ選手、Cross7224選手はこれをドラゴンブレイダー進化で返しますが、ここでバーサ選手が引いたのが獣戦士・セタス、しかしセタス進化でブレイダーを取ることはニードルドラゴニュートの裏目がある為、考えた結果自然の侵食+フェアリー+フェアリーで相手のライフポイントを詰める選択肢を選びます。

ここまで一貫したプレイでライフポイントに詰め続けたバーサ選手、この時点でCross7224選手のライフポイントを6まで減らし、ヴォジャノ沼の主を引けば勝てる状況になりました。そしてバーサ選手の9ターン目、2枚採用していたヴォジャノ沼の主をやっと引き込み、Cross選手の9ターン目のトリケラトプスではこれを選択できない為、そのままプランを通しきったバーサ選手の勝利となりました!

 

ローテーション1試合目 たばた選手 vs Enju選手

たばた選手デッキ詳細

ドラゴンミラーとなったこの試合、基本的には先行が有利ですが、影の侵食を先に打つことが出来れば後攻でも十分戦えるといった、ドローとppブーストに勝負がかかるマッチです。

Enju選手が2ターン目に託宣を打ってきた事に対して、たばた選手は託宣で返すのか荒野の案内人で返し、プテラノドンで次のターンにppブーストをかけるのか悩みます。
このターンに託宣を打つことは、荒野の案内人を遅らせることと、ゲーム中に使えるppの量を2増やすことのトレードオフになります。
たばた選手は悩んだ末、手札に猛火のティラノサウルスが見えていることからティラノサウルスを5ppで打つ選択肢が見えていること、案内人が除去されなかった場合に1マナでの動きがないことから、託宣を選択します。

6ターン目、たばた選手のヴァイディ進化に対して、ppブーストで優位に立ち伊達政宗を2枚抱えているEnju選手はあえてヴァイディを処理せずにナテラを進めてターンを返すというプレイをします。それに対したばた選手にはダメ押しの2枚目のヴァイディが到着、これを進化して影の侵食のコストを0にし、侵食の効果に入ります。
Enju選手は進化権をヴァイディに残し試合を進めますが、いつまでも手札にヴァイディを引き込めません。8ターン目、たばた選手はドレインの当て先を残してターンを終えるのか迷います。母なる君で2面処理するのか、ブレイジングブレスと影の侵食で処理をするのか、影の侵食で1面処理してティラノサウルスを使って2面処理し、ナテラのカウントを1すすめるのか、という3つの選択肢があり、ここから母なる君+ティラノサウルスの選択肢を選びます。
Enju選手の最終ターン、やっとヴァイディを引きますが、ライフポイントはゲームを続行できる状態にないためドレイン効果を用いてターンを返します。
ターンを返されたたばた選手、最後はイアン+影の侵食の効果で押し切り、勝利となりました!

 

ローテーション2試合目 NISE選手 vs ミル選手

NISE選手デッキ詳細

NISE選手は自然エルフ、ミル選手はAFネメシス。
このマッチアップは順当に進めばネメシス側の有利マッチです。

3ターン目、ミル選手のエンシェントアーティファクトを守護裏に立てて当たらずに残してターンを返す、実質3点を次のターンに予約するプレイがとてもうまく、エルフには3ターン目の1打点がない為、NISE選手はアイリーネを素直に出せず横にメイと荒野の案内人を並べる選択肢を選びます。
ミル選手の5ターン目、トップから機械の加速兵を引き込み、加速装置をおいてターンエンド、AFの超展開に備えます。

6ターン目に機構の開放から『イカロス進化+アナライズアーティファクト+機構の解放+アナライズアーティファクト+キャットガンナー+エンシェントアーティファクト+エンシェントアーティファクト+マグナジャイアント+マーキュリーイージス・シオン』で盤面に『5/3、5/3、4/4、6/5』を立てながらNISE選手の盤面を全処理し、それを返すことができないNISE選手、フル回転したAFネメシスに対し悔しい敗北になりました。

 

ローテーション3試合目 カラクリ選手 vs Spicies選手

カラクリ選手デッキ詳細

カラクリ選手はリオードロイヤル、Spicies選手は自然疾走ビショップとなりました。
アディショナルで炎氷の司祭・カラトが追加され、よりパワーが増した自然疾走ビショップですが、リオードロイヤルに対しては、パニッシャー、ミルフィ、アニエスといった手札からの打点札を盤面に押し付けることが重要となるマッチアップです。
なんとか王城からリオードを引き込んで試合を開幕したカラクリ選手、3ターン目には泉を引き込みます。

それに対してSpicies選手は3ターン目まで継続的にフォロワーを横に並べ続け、5ターン目にはミルフィからのリトルミュースナイト進化で打点を詰めます。
試合の分岐は4ターン目のカラクリ選手、飢餓の輝きを打つか覇食帝の調理を打つかの択がありましたが、5点の打点をクルトに対して重く見て飢餓を打ちました。
実はリオード進化+飢餓+隠伏天誅でも5点は出たことと、飢餓があれば5ターン目にリオード進化飢餓+隠伏天誅でライフを10点詰めてアサシンで隠し、6ターン目に剣舞直接殴りで12点で6ターン目のリーサルが手札の中にあった為(唯一クルト進化+黄金の鐘が裏目ですが)この選択肢は運命を左右する選択肢になりました。
6ターン目、アニエスを手札に潜ませながらシヴァを持っていたSpicise選手、カラクリ選手のリーサルを許しません。ここで2刀流で1枚目のリオードを捨てて2枚目のリオードを立てるプランに移行したカラクリ選手でしたが、クルト進化+荒野の休息で全てのリオードを潰されてしまったカラクリ選手、残念ながら敗北となりました。

 

ローテーション4試合目 カラクリ選手 vs Spicies選手

カラクリ選手デッキ詳細

カラクリ選手は自然疾走ビショップ、Spicies選手は自然エルフ、カラクリ選手のリベンジマッチです。
マッチアップとしては自然疾走ビショップが有利なこのマッチ、カラクリ選手は『黄金の鐘、荒野の案内人、ムニャ―ル登場』を揃えての最高のスタートをしました。

転機は4ターン目、カラクリ選手は鐘+1枚ドローで2枚のアニエスを引き込みます!
そして手札には2枚目の荒野の案内人とパニッシャー、案内人進化+パ二ッシャー+ナテラでコストを減らしつつ2面を処理し、手札のアニエスのコストを合計8減らしつつ、なんと飢餓の輝きまで引き込みます。
返すSpicies選手のターン、なんとか回帰する抱擁・ラティカで盤面を全処理しますが、カラクリ選手のトップからはジャスティス・マナが。
2枚のナテラで0コストとなった2枚のアニエスに、進化+飢餓の輝きでぴったり14点!

デッキが回ったカラクリ選手の早すぎる勝利となりました!

 

アディショナル環境になってからの1回目のプロリーグとなった今節、3勝2敗の結果となり、チームとしては嬉しい3連勝となりました!
強大な運量に助けられた部分もあった今節ではありましたが、ここから上位に食い込むためにも今以上に勢いを付け、反省すべきところは反省し、次節に繋げていきます!

これからもご声援よろしくおねがいします!