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2020/01/22
シャドウバース
【シャドウバースプロリーグ】第12節 vs 名古屋OJAベビースター 結果報告
12月21日、RAGE Shadowverse Pro League 第12節の模様を皆様にお伝えします。
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2pick バーサ選手 vs さに選手
バーサ選手が選択したのはエルフ、最初のゴールドの提示が弱く神鉄圧錬法を取らされる事態になりますが、それを活かすようにフェアリーが絡むカードをピックしつつ、アリアの旋風やオムニス等の2pickに強いカードは最低限引き込めた形となりました。
また、スケアリートレントを3枚引き込んだことによってリソース面の不安を少しでも減らそうと対応し、プライマルギガントは引けませんでしたがなんとか横展開ができそうなデッキになりました。
対するさに選手はナテラ供給カードを多数含んだ自然ドラゴン、ヴァイディが引ければ完璧でしたがそこまでは引き込めず、代わりにフィニッシャーとなり得るジェネシスドラゴンを引き込みました。ドラゴンブレイダーは引き込めませんでしたが、ドロー供給とpp加速がある程度取れたバランスの良いドラゴンのデッキになりました。
さに選手はヴェロキラプトルとプテラノドンを引き込んで精霊竜姫を引けていることから2ターン目から4ターン目までテンポよく動けそうな手札。
対するバーサ選手の手札は対空射撃を抱えていることで何とか4ターン目までに精霊竜姫を止めることはできますが、そこから先が細ってしまいそうな手札。
4ターン目のさに選手はこのバーサ選手の動きを見て盤面を押すべきかプテラノドンでpp加速をするが2/2を一枚立てるだけと言う弱い動きで収まるのかで迷いますがここはpp加速を優先しました。
バーサ選手は5ターン目、なんとかカーバンクルを引き込みまずが、既にさに選手のバイロンに続いた4面が並んだあと、進化では1面しか取れず、さに選手の盤面に3面を残してしまいます。
さに選手はここで手に入れた有利を離さない為にも盤面のプテラノドンに進化を切って4面を作って無理やりバーサ選手のヘルスに詰める動きを取ります。
この動きをバーサ選手は7ターン目に帰すことができず、投了のターンエンド、バーサ選手の敗北となりました。
ローテーション1試合目 NISE選手 vs 隼人選手
NISE選手の自然エルフと隼人選手の自然ドラゴンのマッチアップ
相性的にはエルフ側が不利なマッチアップです。
NISE選手は序盤からスケアリートレントと萌芽の化身で盤面を作ります。対する隼人選手は2ターン目の託宣からの3ターン目の2/2の2面展開は出来ましたが、そこから先、ナテラの大樹がなかなか絡みません。
NISE選手はこの2面に付き合わず、不利マッチアップであることを意識して隼人選手のライフポイントに詰めます。
それを隼人選手はイアン進化で返しますが、これをNISE選手はラティカ1枚で綺麗に返すことに成功。これが大きく試合を左右しました。
6ターン目、一見するとシヴァ置きも良く見えますが、それでは勝てないと判断したNISE選手、一貫してベイル+フェアリー+フェアリー+メイからベイル進化、攻撃力6の守護を残しつつ盤面を全て埋めることで『イアンケア』と『母の君ケア』を同時に成立させる素晴らしい一手です。これが次ターンのオムニスに続き、再度5面展開を見せるNISE選手。隼人選手はこれを返しきれません。
そしてNISE選手が見せた隼人選手のライフポイントを詰める時の進化先も見事でした。
フェアリーを進化先に選択し、再度母なる君をケアした形で詰め、敵の処理択による勝利を完全につぶしました。これによってヴァイディ進化のケア、母なる君のケア、イアンのケアを全て行いつつライフを4点まで詰め、全処理がもし成されたとしてもシヴァで勝てるところまで持って行ったNISE選手。
完璧なプレイで不利マッチをひっくり返し勝利を掴みました!
ローテーション2試合目 たばた選手 vs まっつ選手
たばた選手は自然疾走ビショップ、まっつ選手はリオードロイヤル。
ナーフ後はどちらも先行有利とされるマッチアップです。
先行からムニャ―ル登場を引き込んで良い滑り出しのたばた選手に対し、まっつ選手もクイックブレーダーで返します。
たばた選手は荒野の案内人を引き込んでテンポ良く進め、3ターン目にはワンダーコックでリソースを回復させます。
対するまっつ選手は、3ターン目に割り切ってスカアハでのリオード強化に徹します。
勝負を決したのは4ターン目のたばた選手、荒野の案内人とエンジェルラットで自らの盤面をロックしてしまいます。このミスに気が付いたまっつ選手『リオード進化+飢餓』で1ターンをロックされた盤面で返して、次のターンに二刀流で18点が出るプランを選択。最後に陰伏天誅で削り切り、余りに早い決着。
たばた選手無念の敗北となりました。
ローテーション3試合目 カラクリ選手 vs ぼーいん選手
カラクリ選手はリオードロイヤル、ぼーいん選手はアマツエルフ。
このマッチアップはアマツエルフ側の手札に大きく依存したマッチアップです。
カラクリ選手はクイックブレーダーからリオードに繋がる好調な手札。一方のぼーいん選手もフェアリーウィスパラーと悪戯の精霊で順調にフェアリーを手札にためていきます。
カラクリ選手、3ターン目にリオードを強化してターンを返すと、次のターンには飢餓の輝きがドローされます。まるで先ほどの試合の再現のような展開ですが、ここでリーサルの分岐に気が付いたカラクリ選手、進化後は敵のヘルスに詰めてからアサシンで隠す選択肢を行います。
その理由はアマツエルフに搭載されているアクティブエルフ・メイの存在です。もしここで先程のまっつ選手の動きをとると潜伏リオードが破壊されてしまうので、ここで泉の恩恵を受ける択をとりそれを2打点と考え、直接攻撃することで5点、合計7点で飢餓プランの時に得られる8点を補いながら、尚且つメイで取られない選択肢をとったのです。
ぼーいん選手はここで守護を出す以外に勝ち筋がないのですが、ドローしたのはフェアリーウィスパラーでした。
次ターンに泉にバフされたリオードに二刀流、見事に12点を出しカラクリ選手が勝利!2試合目に引き続き余りに早い一戦でした。
ローテーション4試合目 たばた選手 vs まっつ選手
たばた選手は自然ドラゴン、まっつ選手はAFネメシスとなった最終戦。
ドラゴンが微有利のマッチアップですが、AFを埋めて機構の開放からデッキを回せば盤面を強くするプランと、お馴染みのメイシアプランが存在する為ドラゴンを手札から倒しきってしまうことも可能です。
まっつ選手は序盤から浄化の輝き・ミニュエでたばた選手のプテラノドンのラストワードを失わせ、尚且つ3ターン目にメイシアを2/3として盤面に立てることで4ターン目には3面が残る上手なプレイを見せました。
たばた選手はこれをワンダーコックで1面取り返して手札のリソースを増やしますが、まっつ選手はこの隙に機械の加速兵を着地させます。
たばた選手はここで少しでも早く10ppに達し、伊達政宗で機構の開放に備えます。
6ターン目、たばた選手はついにヴァイディを引き寄せて影の侵食に入りますが、続くまっつ選手の7ターン目、待望の2枚目のメイシアがトップから引きこまれます!
たばた選手、ここでメイシアに気が付き、疑似盤面ロックのような択を取ってメイシアだけのケアに割り切って何もせずターンエンドする択を取ります。
それに対してまっつ選手はたばた選手の意図を汲み取り、メイシアに頼らずそのまま押し切るプランに切り替えます。
たばた選手の最終ターン、ヴェロキラプトルを回して最後の追い込みに入りますが、ナテラの大樹が一枚足りません。無常にも1点残るまっつ選手のライフポイント。
もしも前のターンにブレイジングブレスだけ打っていればヴェロキラプトルスタートが出来ていたことが本当に悔やまれる、たばた選手の本当に惜しい敗北となりました。
この節は、2勝3敗で惜しくも敗れた節となりました。