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2020/06/25

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第1節 vs auデトネーション 結果報告

6月13日、RAGE Shadowverse Pro League 第1節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs Cross7224選手

バーサ選手はネメシスをピック、運命の反逆とヴァ―テクスコロニーをピックすることに成功しました。また、アーティファクトを直接出せるカードを優先的に取得する為、アイアンスティンガーやマジックエンジニアを取って後半のパラダイムシフトを有効に使えるようなデッキを構築しました。

対するCross7224選手もネメシスをピック、アイアンスティンガー2枚、運命の反逆2枚、天地の侵略者・ベルフォメットをピックすることに成功。
また、機械カードを生成することが可能なカードも引き込んだことで、デッキ全体のパワーはCross7224選手の方に軍配が上がりました。
しかし、お互い早い段階でエネスを着地させられれば、どちらも序盤から強く戦えるデッキという印象です。

どちらも魔鉄の獅子をプレイしてのスタート、3ターン目にCross7224選手はアーティファクトの同調からアナライズアーティファクトをプレイしてドローを1枚ずらすプランを選択。
バーサ選手は魔鉄の獅子でアナライズアーティファクトを取りますが、これが裏目となり、Cross7224選手はプラン通り共鳴状態の運命への反逆からミスティックアーティファクトとエンシェントアーティファクトの召喚に成功。そして憤怒の女神・メガイラを入手しました。

バーサ選手目線では毎ターンメガイラを簡単に着地させない盤面づくりに注力しつつ、処理できないエネスでCross7224選手のライフポイントに圧力をかけながらパラダイムシフトにアクセスすることが主な勝利プランとなり、Cross7224選手目線では手札の2枚のパラダイムシフトとメガイラを使ってバーサ選手のライフポイントを削り切ることが勝利プランとなります。
試合を決定づけたのは9ターン目、バーサ選手のゴブリンスクラムに対し、Cross7224選手もゴブリンスクラム。

ここでCross7224選手はバーサ選手のゴブリンに対して全く当たらずターンエンドし、ゴブリンがゴブリンに当たっても倒せないことを用いての盤面ロックの形を取ります。
バーサ選手は自身の体力が15点以下である以上、これを放置することはできず、全てのゴブリンをCross7224選手のゴブリンに対して処理強要される展開に。
バーサ選手はエンジェルシュートを使い、少しでも次ターンの打点を減らすよう務めますが、それでも2体のゴブリンが残ってしまい、Cross7224選手は当初の予定通りメガイラとパラダイムシフトからの疾走打点でバーサ選手を削り切り、バーサ選手の敗北となりました。

ローテーション1試合目 NISE選手 vs Enju選手

NISE選手デッキ紹介

機械ヴァンパイアミラーとなりました。

4ターン目、Enju選手は後攻で機械カウントを少しでも早く進めたい事と、マシンナーズデビルの進化バリューを上げる為背徳の狂獣進化ではなく、マシンナースデビル進化を選択。対してNISE選手もマシンナーズデビル進化で返し、続く5ターン目も互いに背徳の狂獣進化を切り合う完全なミラー展開となりました。

勝負を決めたのは8ターン目、ここも互いに鋼鉄と大地の神を投げ合った後のターンでしたが、NISE選手は盤面を強く押して勝ち切ろうと真紅の挑戦者・モノ、デュアル・エンジェル、マシンナーズデビルで進化権を回復。ファースト・ワン、マシンナースデビル、夜明けの吸血鬼・ノインとプレイ。
盤面に8/8、5/6、5/5、4/4、3/3と並べながらEnju選手のライフポイントを9まで追い込む盤面展開択を選択しました。
この強力な盤面に対し、Enju選手は0コストに下がったフロートボードマーセナリーから渇望状態に入ることに成功、魔獣の女帝・ネレイアを進化状態にして、モノに当てた後、夜明けの吸血鬼・ノインでフロートボードマーセナリーを自壊して墓地の機械カウントを10にし、マシンナースデビルと続け、この盤面を返し切ることに成功。立場が逆転します。

9ターン目、NISE選手も鋼鉄と大地の神に機械カードを2枚合成し、コストの下がらない機械カードを2枚引き直し、デッキに1枚採用の機械神を引き寄せることに成功、これで何とか盤面を返します。これに対してEnju選手は2枚のモノ召喚からファーストワンでNISE選手の盤面を一掃しつつ、ライフポイントに圧力をかけに行きます。

10ターン目、NISE選手はモノを処理する選択ではなく、ノインで守護を建てて盤面を作る選択を行いましたが、これをEnju選手は鋼鉄と大地の神+機械神で盤面を強くしつつ再度NISE選手の盤面を返し切り、これを返し切れなかったNISE選手の敗北となりました。

8ターン目に鋼鉄と大地の神を出す択があったことや、10ターン目にモノをドローした時の背徳の狂獣の効果の当たり先がモノかEnju選手本体であれば勝っていたこと等、今環境の難しさを噛み締めるような開幕戦となりました。

ローテーション2試合目 MURA選手 vs ミル選手

MURA選手デッキ詳細

コントロールエルフと冥府ネクロマンサーのマッチアップとなりました、コントロールエルフが冥府への道起動後、得意の回復をしながらリノセウスでのワンターンキルを行うプランを取ることで、冥府ネクロに対して有利がつくマッチアップです。

MURA選手のプロリーグ初戦となるこの試合、結果から言うとキーカードの『豪風のリノセウス』を試合が終わるまで1枚も引けないというあまりに残酷なものでした。

バウンスカードである自然の導きは5ターン目までに3枚引き込み、リノセウスさえ引ければ試合になりそうな手札ですが、ミル選手の冥府への道が7ターン目に起動する形となり、MURA選手は回復を強いられつつのドローを求められます。
これに対してミル選手はダメ押しの2枚目の冥府への道を起動させ、毎ターン全体に12点ダメージを出し、これに対しMURA選手は回復手段が枯渇し、成すすべなく敗北となりました。

今回豊穣の季節をキープしてドローに徹し、マリガンを含め序盤から15枚のカードを山上から捲っていったMURA選手。
今回の場合5ターン目までにリノセウスが引ける確立は76.7%
また28枚のカードを山上から捲ってデッキに入れた3枚のカードから1枚を引く確率は97.7%

MURA選手、本当に運に恵まれず、プロリーグの厳しい洗礼を受けた形となりました。

ローテーション3試合目 カラクリ選手 vs Spicies選手

カラクリ選手デッキ詳細

機械ビショップと自然機械ドラゴンのマッチアップとなりました。
このマッチアップはリモニウムの起動ができれば比較的ビショップ側が有利なマッチアップ。ドラゴンのリーダーへの直接打点のセットアップが完成してしまう前に、盤面を強く押し切ってドラゴン側が処理しきれない盤面を作ることがビショップ側の大事なポイントとなります。

Spicies選手は2ターン目の竜の託宣から、3ターン目に呪われし影・ヴァイディを召喚し、カラクリ選手側の機械フォロワーの横並べに対して牽制します。
また、Spicies選手目線では、次のカラクリ選手の進化ターンでの欠落の聖女・リモニウムの進化が予想される為、進化権を切ってデュアルエンジェルを倒し、少しでもリモニウムの救済の枚数が少なくなるようプレイします。

カラクリ選手はプラン通り欠落の聖女・リモニウムを進化させ、6ターン目に鋼鉄と大地の神を召喚することに成功します。
この盤面を同じく鋼鉄と大地の神によって返すSpicies選手ですが、返す7ターン目、カラクリ選手は2枚目の鋼鉄と大地の神により『機械鞭の僧侶+欠落の聖女リモニウム+デュアルエンジェル+マシンファルコン+荒野の休息+聖なるアルミラージへの融合』で非常に強力な盤面を生みだし、試合を決めにかかります。

Spicies選手は母なる君と0コストの獄炎のドラグーン・ローラをプレイし、3面を取り返すことに成功します。

返す8ターン目、カラクリ選手が狙うのは勿論マシンフィンガー・イヴィルからの超展開です。まずはイヴィルのコストをリモニウムの救済で下げ、手札が溢れないように気を付けつつ、鉄腕の修道女2枚で母なる君を取り除きます。
その後清純なる祈り手・エイラに最後の進化権を使い、リペアモード、リペアモードでマシンファルコンと欠落の聖女・リモニウムの合計打点は14点まで成長します。

Spicies選手、この盤面を再度返すことはできず、カラクリ選手の勝利となりました。

1勝3敗での厳しい敗北でスタートとなった開幕戦でしたが、デッキの当て方や持ち込みの部分では1度も不利マッチを踏むことなく試合を行う事が出来ました。
前期の初戦に比べると、チームとしては満足の行く内容にできたと思います。
第2節は新パックリリース後!新環境に向けて精進して参りますので、今後ともご声援をよろしくお願いいたします!