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2020/08/03

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第4節 vs NTT-WEST リバレント結果報告

第3節 vs レバンガ☆SAPPORO 結果はこちら

先週、7月26日に行われた、RAGE Shadowverse Pro League 20-21シーズン 第3節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs keisuke3選手

バーサ選手は念願のウィッチを選択。フィニッシャーとして、フューチャービジョン、全体除去としてのポーションウィザード、でたらめな接合、単体除去としての極点のエレメンタル、小さな優等生・キョウカ、エーテルゴーレム等を引き込んで、10ターン目以降のフュ―チャービジョンで勝負を決めたいデッキとなりました。

一方keisuke3選手はロイヤルを選択、手札を増やせるカードがデッキに少ないため、カードパワーよりもレヴィオンの探索者を優先する場面や、最後は君臨する猛虎と静寂の元帥で悩み静寂の元帥を選択する場面があり、これによって早期の静寂の元帥の進化によって連携を達成することを容易に行えるデッキになりました。

keisuke3選手は後攻で静寂の元帥を取ることに成功し、2コスト3コストの動きもマリガンで手に入れ順調な滑り出し、一方バーサ選手もフューチャービジョンを引き入れ、2コストの動きもあり良い手札。
4ターン目のkeisuke3選手の静寂の元帥の進化に荒ぶるバーサ選手でしたが、氷雪の魔術師のアミュレットバウンス効果によって進化権を温存しターンをやりすごします。

それに対してkeisuke3選手は安らぎの女王のエンハンス効果でさらに横並べを行って、ウィッチの全体除去を早めに使わせようとする動きでターンを返します。
バーサ選手はエーテルゴーレムとパイロエレメントソーサラーを使って4面除去をし、エクステンドマジックを切って全処理、1点もライフポイントを削られたくないという構え。
それに対しkeisuke3選手は連携効果を達成したオネストシーフとシープライダーによって更に盤面を増やし、ナテラの大樹を盤面に供給します。これにより森の姫・ミストリナ等の自然フォロワーを強く使えるようにしつつ、再度3面展開をすることに成功。

7ターン目のバーサ選手は手札を圧迫させない為に、真理の魔境でオネストシーフを取らず、また、進化権も温存して2面残してターンを終えますが、これに対してkeisuke3選手は秘伝の抜刀者で除去をしつつ再度4面展開します。
これをバーサ選手は極点のエレメンタルとエーテルゴーレムで全処理し、除去を重く見てエーテルゴーレムを手札に戻します。
keisuke3選手は8ターン目、ブルームキャバリエと黒豹の偵察者で大型フォロワーを2面たてます、これをバーサ選手は手札に戻したエーテルゴーレムを進化させ2面除去します。

リソースが少なく見えてきたkeisuke3選手は9ターン目に信念の剣閃とシールドフォーメーションでライフポイントを詰めに掛かります。

バーサ選手は一見返せなさそうなこの盤面を、引き込んだ小さな優等生・キョウカとエーテルゴーレム、インパルスアルケミストでエーテルゴーレムを増やし、真理の術式+キョウカ進化で全処理に成功。

しかし森の姫・ミストリナと躍動する重戦士を2ターン連続でプレイされ、ライフポイントを詰められていたバーサ選手は回復も守護も間に合わず無念の敗北となりました。

 

ローテーション1試合目 NISE選手 vs Tatsuno選手

たばた選手デッキ紹介

NTT-WESTリバレントは、葬送ネクロ以外に対してビショップの通りが良いと睨みますが、前提として既に一勝しているため、ビショップを最後に投げた方が良いとの判断で異形エルフから投げることを選択。

一方SHG側はドラゴンでウィッチとエルフを踏みたくない為、専門店ウィッチかエルフか葬送ネクロから何か投げたいと考え、尚且つネクロと専門店の立ち位置が良いため既に一敗していることから葬送ネクロを選択しました。

このマッチアップは異形エルフを初手に持たれていると守護を2枚以上抱えないと勝てないというエルフ側の引きで全てが決まるマッチアップです。

Surre選手は異形をマリガンで引き入れ、好調に融合を進めます。
たばた選手は1ターン目、征伐の死帝を葬送するか迷いますがそのままターンを終えます、2ターン目もハングリースラッシュからの、4ターン目に向けた征伐の死帝の葬送を検討しますが、ここも見送り守護としてのデッドメタルスターやそれに絡めた幽暗の墓守に備えつつ、とにかくドローで守護を探しに行きますが、幽暗の墓守を引くことができず、3ターン目にして既に敗北が濃厚。

また、ハングリースラッシュでスピリットキュレーターを落としたことにより、後攻4ターン目フェイタルオーダーをプレイしての征伐の死帝でのボード押しができなくなってしまったことも厳しいポイントでした。

4ターン目、Surre選手は頂きの闘技場をプレイ、異形の攻撃力も10点に達します。これによってゼルガネイアを連続で引き融合ができないというアクシデントがない限り、2ターン後にはSurre選手の異形の攻撃力が進化の2点、闘技場の2点込みで18点に達するため、この時点でたばた選手はほぼ敗北が確定。

たばた選手は後攻4ターン目にアイシャをプレイするもゼルガネイアを考えて進化疾走できず、そのまま2ターン後に異形に押し切られての敗北となりました。

たばた選手は今期初出場となり、葬送ネクロのプレイに見直しが必要ではあるものの、4ターン目にして敗北を悟らされるというあまりに辛い初陣となりました。

ローテーション2試合目 カラクリ選手 vs feg選手

カラクリ選手デッキ詳細

カラクリ選手は魔道具専門店、feg選手は葬送ネクロ。このマッチアップは葬送ネクロの主軸であるミルティオの展開が専門店にとって厳しいマッチアップなので、先に7ターン目を迎えられる先攻をとりたいところですが、後攻スタートとなりました。

2ターン目のカラクリ選手、手札にあるのが1枚目の専門店なので捨てても良いという判断と、クレイゴーレムを2枚並べた方がネクロ対面が強いということ、また、境界の魔導士を引けていないことで、ネクロに対して中盤以降戦えなさそうという判断からでたらめな接合をプレイ。

また、3ターン目も、休息を先に打っておく、結束でフォロワーを引く、マジックミサイルで処理を行う、等の択がありますが、ここはマジックミサイルを打つことを選択、自分の体力を守ることに専念します。

4ターン目は、feg選手がモーターグレイブディガーを葬送しているので、ミルティオからモーターグレイブディガーが出てくることを想定して真理の魔鏡を出すか迷いますが、2枚手札に真理の魔鏡を抱えていることと、相手の展開への返しとして結束、イザベルの詠唱で境界の魔道士を引きに行くことが必要なので、真理の魔鏡を選択。

feg選手の次ターンのミルティオに対し、予想通りグレイブディガー+エクステンドマジックで2面を処理できることが確定したカラクリ選手、ここでのモーターグレイブディガー進化がとても良い判断になります。
feg選手の盤面に2面残しますが、feg選手視点では残されたフォロワーを自壊させないと場の空きが足りないため、実質3面除去となり、また、放置されることで疑似ロックの形をネクロ側はとらされる為、feg選手側がカラクリ選手に対して強い面を建てさせることを強要される形となりました。

この面に対して温存していた境界の魔術師進化で全面処理を行い、余った2ppで荒野の休息をプレイし、更に0コストのナテラの大樹を抱えるカラクリ選手。
feg選手も溜めていたカーニバルネクロマンサーからデッドメタルスター進化でライフポイントを詰めに掛かりますが、魔道具専門店に対してはこれが最後のターンとなりました。

7ターン目、魔道具専門店からナテラの大樹を回すカラクリ選手。
抱えていた2枚の0コストナテラの大樹と、1枚のエレメンタルマナ、知恵の光、グラウンドサークル、荒野の休息、ナテラの大樹、突然の落石、グラウンドサークル、真理の術式、魔女の大釜、真理の術式と繋げ、ライフポイントを18点取り切り、前節の魔道具専門店の雪辱を晴らす嬉しい勝利となりました。

ローテーション3試合目 MURA選手 vs けんぴ選手

MURA選手デッキ詳細

MURA選手はディスカードドラゴン、けんぴ選手はAFネメシス、ドラゴン側はppブーストからの最速プレシオサウルス進化、ディスカードを絡めた横展開からライフポイントを削り切るのが通常のプランとなりますが、ネメシス側が後半になるにつれ、ドラゴン側の除去しにくいフォロワーの展開を他のデッキに比べて除去しやすいデッキであることや、回復手段が長けているデッキタイプであることにより、ドラゴン側が中盤までにいかにライフポイントに攻め込めるかが勝負の分かれ目となります。

序盤、MURA選手は強気なマリガンからppブーストとプレシオサウルスの取得を一貫して行い、それに対しけんぴ選手はゼルガネイアのケアを行って4ターン目をパスする等互いの意思が強く表れる展開となりました。

MURA選手は5ターン目にアンキロサウルスとドラゴニュートスカラー、どちらを進化するか迷いますが、AFネメシスに入っている浄化の輝き・ミュニエがアンキロサウルスのラストワードを消してしまうため、ドラゴニュートスカラー進化を選択、ここから竜の託宣を引き込み再度ppブーストを行います。

けんぴ選手はそれに対してミニュエでのドラゴニュートスカラーの処理か、アブソリュートモデスト進化でのリーダー効果付与の選択肢で悩みますが、こちらも終盤に向かいアブソリュートモデストの効果で、ドラゴニュートスカラーを中盤以降自動処理できるということと、手札のマジックエンジニアやアイアンスティンガーが次ターン以降パラダイムシフトを強く使うためにかみ合う為、アブソリュートモデストのプレイを選択。

MURA選手はこの盤面を蛇竜の契りからの金剛のパキケファロサウルス、ドラゴニックレイジからのアンキロサウルスで全処理しつつ、けんぴ選手の体力を10点まで追い込みますが、けんぴ選手も温存していたゼルガネイアで体力を15点まで戻しつつ、アーティファクトカードを引き込んで破壊種類を増やしていきます。

MURA選手はドラゴニュートスカラーのディスカード効果からダークジェイルドラゴンを3枚引き込むことに成功し、一気にリーサルが見えてきますが、けんぴ選手はここでも序盤に溜めていた浄化の輝き・ミュニエをプレイすることで、パラダイムシフトからのエッジアーティファクトのドレイン効果のあて先として、ドラゴニュートスカラーに当てて体力を回復します。

残り10点のライフポイントを削り切るのに2点足りないMURA選手、けんぴ選手のライフポイントを削り切ることができず、敗北となりました。

1勝3敗での厳しい敗北となりましたが、来節までもう1週間あるので、次節に向け再度気を引き締めて頑張ります。

次節もご声援よろしくお願い致します!