【eBASEBALLプロスピAリーグ】第1節 vs. 千葉ロッテマリーンズ｜福岡ソフトバンクホークスゲーミング.

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2021/12/07

eBASEBALLプロスピAリーグ

【eBASEBALLプロスピAリーグ】第1節 vs. 千葉ロッテマリーンズ

NPBとコナミデジタルエンタテインメントが共催する「eBASEBALLプロスピAリーグ」が4日に開幕した。「実況パワフルプロ野球」で実施された昨年大会から2年連続の日本一を狙う福岡ソフトバンクホークスは、5日に開幕戦で千葉ロッテマリーンズと対戦。痛い3連敗スタートを喫した。

＞試合アーカイブはこちら https://www.youtube.com/watch?v=IVi_BH9r18g

第1ゲーム　まさかの幕開け。鷹の打撃王、沈黙

【©NPB　©Konami Digital Entertainment】

大事な初戦を託されたのは西山隆輝選手（Near）。エースの千賀を先発投手に必勝を期したが、ロッテの猛攻にさらされた。初回、いきなり先頭の岡に2球目のフォークを弾き返され、先頭打者本塁打を被弾。さらに井上、レアード、角中にも適時打を許し、いきなり4点のビハインドを背負った。

「ホークスの持ち味である攻撃力を活かせるように、ロッテの投手を相手にバッティング練習をして臨みました」という西山選手だが、自慢の攻撃も鳴りを潜めた。中村晃が右前安打を放つも、続く柳田が中堅へのライナーに凡退。さらに走者の中村晃が飛び出し刺されて得点できず。勝敗を分けたポイントを「初回を無得点で攻撃を終えてしまった」と挙げたように、これで流れを一気に持っていかれてしまった。

2回は無失点に抑えたものの、その裏も反撃できず。ロッテ先発・美馬の高い制球力と変化球のコンビネーションを打ち崩せないでいると、最終回の3回にはレアードに2ランを浴びるなど4失点。「相手の圧倒的なバッティング技術に試合も心も持っていかれてしまった」。必死の継投も報われず、8点差をつけられて強制リタイアとなった。

第2ゲーム　期待背負うキャプテンも勢い止められず

【©NPB　©Konami Digital Entertainment】

1敗で迎えた第2戦はキャプテンの藤木斗頼選手（全ちゃん）　が登場。バットコントロールに絶対の自信を持つ藤木選手だが、ロッテ先発・石川の2種類のシンカーと厳しいところを出し入れする制球力に大苦戦を強いられた。

初回の攻撃が無得点に終わると、その裏、井上に右中間を破られる適時二塁打を浴びて2試合続けて先制点を献上。荻野、安田にも適時打を浴びて3点を追う展開に。「超攻撃型野球」を標榜するホークスだが、石川の前に2回に内野ゴロの間に1点を返すのがやっと。2点を追う3回も3者凡退に終わり、2連敗となった。

第3ゲーム　『代打の神様』も運に見放され…

【©NPB　©Konami Digital Entertainment】

なんとしても1つ勝ちたい第3戦だったが、吉田悦大選手（SiRoA）も悪い流れを食い止められなかった。初回1死一、三塁で、先発の和田がレアードに先制3ランを被弾。ど真ん中に入った失投を左翼スタンドへと運ばれた。さらに安田にも2者連発となるソロを被弾。またも4点を追う展開に。その裏、デスパイネが2ランを放って2点差に詰め寄ったが、2回にレアードに犠飛を許して再び点差は拡大した。

3点を追う最終回の3回。2死一、三塁と一発出れば、同点のチャンスを作ると、松田に代えて長谷川を起用。ロッテ側が「対左打者」の特殊能力を持つ守護神の益田にスイッチすると、代打の代打で明石を起用し、超特殊能力の「代打の神様」を発動させた。明石は鋭い当たりを放ったが、三塁手のファインプレーに阻まれて万事休す。吉田選手は「緊張していた相手を勢い付かせて流れを渡してしまったことが大きな敗因だと思います」と振り返った。

次戦は12月12日（日）オリックス戦。巻き返しを狙う

開幕3連敗スタートとなったのは、パ・リーグではホークスだけ。チーム打率、チーム防御率ともにリーグ最下位という嵐のような船出になった。キャプテンの藤木選手は「最初から最後までロッテの流れを止めることが出来なかった。開幕戦3連敗は最悪なスタートですが、引きずることが1番もったいないと思うので、次節から開き直って、一戦一戦大事に戦っていきたい。他チームより出遅れる形になってしまいましたが、まだ始まったばかりなのでここから巻き返していきたいと思います」と語る。次戦は12日のオリックス戦。リーグはまだ始まったばかり。ホークスはここから巻き返しを狙う。
※ゲーム内の選手名は敬称略