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2022/01/21

eBASEBALLプロスピAリーグ

【eBASEBALLプロスピAリーグ】eクライマックスシリーズ

ホークス、2年連続e日本シリーズ進出! ”超攻撃型野球”が炸裂し、eCSでロッテ&楽天に5連勝


NPBとコナミデジタルエンタテインメントが共催する「eBASEBALLプロスピAリーグ」。1月15日、16日に「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」が行われた。2年連続の日本一を目指す福岡ソフトバンクホークスはパ・リーグ3位でeCSに進出。ファーストステージでロッテに2連勝、勝ち上がったファイナルステージでも楽天に3連勝し、広島との「コカ・コーラ e日本シリーズ」への進出を決めた。

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ファーストステージ:https://www.youtube.com/watch?v=LQUw7gRkpA0
ファイナルステージ:https://www.youtube.com/watch?v=u2S-G3toryI

 

eCSファーストステージ vs 千葉ロッテマリーンズ

「eクライマックスシリーズ」ファーストステージの相手は、ペナントレース第1節で3連敗を喫した宿敵・ロッテ。eCSルールとして、第1ゲームでは下位チームが選手1人の起用を制限される。これにより“柳田不在”を余儀なくされた第1ゲームにキャプテンの藤木斗頼選手(全ちゃん)が臨んだ。
初回の攻撃が無得点に終わると、その裏、1死二、三塁から犠飛で先制点を奪われた藤木選手。ただ、2回に今宮の中前適時打で追いつくと、同点のまま最終3回へ。すると、先頭の牧原大が内角のスライダーを右翼スタンドへ運ぶ勝ち越しソロ。さらに2死からデスパイネが中前安打で出塁し、栗原は引っ張り警戒シフトの逆を突く三塁線を破るヒット。松田が左翼フェンス直撃の適時二塁打で続き、3連打で貴重な追加点を奪った。
その裏、ロッテの反撃をマーティンのソロ本塁打の1点に凌ぎ、辛くも逃げ切った藤木選手。「インコースに強いのは分かっていたので、インコースは一切使わず、流し打ち警戒を敷きながら、アウトコースで勝負しようと決めていました。2死ランナー無しから三連打で追加点を上げられたのが勝利に繋がりました」と、徹底した外角攻めと守備シフトの策が功を奏し、大事な第1ゲームを制した。

 

キャプテン対決を制してファイナルステージ進出に王手をかけたホークスは第2ゲームで西山隆輝選手(Near)が登場。「前節で完全に何かを掴んだので、今回もそれを出すだけだった」と、自慢の攻撃力が炸裂した。
両チーム無得点で迎えた2回。先頭のデスパイネが岩下のツーシームを完璧に捉えた右翼スタンドへの先制ソロを放つと、一気に勢いづいた。相手野選で追加点を奪うと、怒涛の猛攻。柳田が右翼線への適時二塁打、栗原も左中間を破る2点適時打で続き、極め付きは松田のグランドスラム。2ボール2ストライクからの5球目、益田のシンカーを右中間スタンド中段に突き刺した。
打った瞬間に雄叫びをあげ、ガッツポーズを繰り出した西山選手は「HRをたくさん打つことで、緊張が自信に変わり、その後もHRを打つことができた。eCSは1試合の価値が重すぎるので、今までにない緊張感を持ってプレーをしたが、2回に超攻撃ができて、個人としても最高なスタートを切れました」。ホークスは怒涛の2連勝。ペナントレースで3連敗を喫したロッテにリベンジを果たし、ファイナルステージ進出を決めた。

【©NPB ©Konami Digital Entertainment】

 

eCSファイナルステージ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

ファイナルステージの相手は、こちらもペナントレース第5節で1勝2敗と負け越していた因縁の相手・楽天。キャプテンの藤木選手が「ペナントレースで負け越していた相手だったので、絶対にリベンジしようとチーム一丸となって臨みました」と語るように、ファーストステージのロッテ戦同様、チーム全員が雪辱に燃えていた。
第1ゲームはファーストステージで“超攻撃”を見せた西山選手に託したホークス。楽天にアドバンテージが1勝、さらに第1ゲームは起用制限で千賀を欠く中で、ロッテ戦に続いて、またしても打線が火を噴いた。
まず初回、2死二、三塁のチャンスでグラシアルの左前適時打で1点を先制。2回には中村晃の左前適時打で1点を追加して2点のリードを奪った。その裏に浅村のソロで1点を返されたが、最終3回に猛攻撃を仕掛けた。先頭の栗原が見事な流し打ちで左前に弾き返して出塁。グラシアルが2ボールから田中将の難しい高速スライダーを完璧に打ち返して、左翼スタンドへの2ランに。リードを3点に広げた。
こうなるともう西山選手のバットは止まらない。2死を奪われてから今宮が2ラン。代打・長谷川が2者連発のソロで続いてリードを拡大した。さらに中村晃が左翼線への二塁打で続き、柳田がバックスクリーンへと飛び込む特大の2ランでトドメ。リードは9点差となり、試合は強制終了に。「相手は最強エースの田中投手だったが、それを上回る最高なバッティングで打点を稼ぎ、圧倒的な勝ち方を納められてよかった」。怒涛の12安打4本塁打で相手を圧倒し、第1ゲームを制した。

 

連勝を狙うホークスは第2ゲームにキャプテンの藤木選手を起用。勝てば、e日本シリーズ進出へと王手をかける藤木選手にとっては、ペナントレースで敗れていた古市凌選手(くらっち)とのリベンジマッチにもなった。
試合が動いたのは両チーム無得点で迎えた2回だ。先頭の松田が右翼線への安打で出塁すると、栗原が代わった松井から左翼線への二塁打を放って続き、真砂の右犠飛で先制に成功。2死からグラシアルの左前適時打で2点目を奪った。さらに一、三塁で打席には柳田。2ボール1ストライクとなったところで楽天は松井からブセニッツにスイッチ。フルカウントになってファウルで粘ってからの8球目、右腕の高速チェンジアップを捉えた打球は右翼スタンドへと一直線に飛び込む3ランとなった。
「2アウトからグラシアル選手のタイムリー、柳田選手のホームランで大量得点を取る事ができたので勝つことができました。2アウトからでも集中を切らさなかった結果なので、今後も活かしたいと思います」と、一気に5点のリードを奪った藤木選手。裏の守備も楽天に得点を許さず、見事なコールド勝ち。圧倒の2連勝でe日本シリーズ進出に王手をかけた。


【©NPB ©Konami Digital Entertainment】

 

第3ゲームの命運を託されたのは吉田悦大選手(SiRoA)。「ファイナルでも前の2人が圧倒的な打撃力で王手をかけてくれたので『自分が決める』と意気込みで試合に臨みました」という吉田選手も、第2ゲームまでの2人に続くかのように打棒を爆発させた。初回に柳田、中村晃の連打で一、三塁のチャンスを作り、デスパイネの適時打で幸先よく先制。松田の右前適時打で2点目を奪うと、今宮も中前への2点適時打で続き、初回にいきなり4点のリードを奪った。
その裏、先発の千賀の配球も冴え渡った。先頭の小深田には追い込んでからフォーク攻めで空振り三振。続く銀次には一転、フォークを使わずにツーシームを連発して見逃し三振。続く浅村には再びフォーク攻め。2球目から4球連続でフォークを続けて空振り三振に仕留めた。1試合で三振が1個あるかどうかの「プロスピAリーグ」では、異例とも言える圧巻の3者連続三振を奪った。
こうなると、流れはホークスの、吉田選手のものに。2回は、牧原大が安打で出塁すると、柳田は長打警戒シフトに対して“ミート打ち”で中前に落とし連打。中村晃の右中間への適時打で“コールド圏内”の5点差に広げると、栗原の適時二塁打などでさらに加点し、最後は併殺の間に強制コールドとなる8点目を奪い取った。一気の3連勝で歓喜に沸いたホークスベンチ。見事、ペナントレースでの雪辱を果たし、e日本シリーズへの進出を決めた。

【©NPB ©Konami Digital Entertainment】

 

2年連続eBASEBALL日本一へ! 決戦は1月22日(土)17:00~

ファイナルステージはまさかの3試合連続のコールド勝ちないし強制終了と楽天を圧倒した3連勝に。チームを引っ張るキャプテンの藤木選手は「ホークスのスローガンである『超攻撃型野球』をまさに体現した試合だったと思います。なんと言っても初戦の西山選手がエースである田中将大投手を打ち崩してくれたおかげで、後ろの2人は勇気付けられました。吉田選手もこの日初試合とは思えないくらいの集中力を発揮し投打で圧倒して、ホークスの持ち味である『打』を見せつけられて良かったと思います」と胸を張った。

1月22日に予定されている「コカ・コーラ e日本シリーズ」では、セ・リーグを12勝3敗で制し、eクライマックスシリーズも2試合連続コールドと圧倒的な強さで勝ち上がってきた広島と対戦する。「相手はセ・リーグで無双をしていたカープで、3人とも実力のあるトッププレイヤーですが、パ・リーグ5球団の想いも背負っているので絶対に日本一になりたいと思います」と藤木選手がいえば、新垣渚スピリーグ監督も「日本シリーズは勝っても負けても最終戦なので、最後は勝って孫オーナーに日本一の報告が出来るように頑張りたいと思います」と誓う。“下克上”を果たしたホークス。2年連続の日本一が、目の前に迫ってきた。

 

★1月16日(日)試合結果

【©NPB ©Konami Digital Entertainment】

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ファーストステージ:https://www.youtube.com/watch?v=LQUw7gRkpA0
ファイナルステージ:https://www.youtube.com/watch?v=u2S-G3toryI

 

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