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2020/01/22
シャドウバース
【シャドウバースプロリーグ】第13節 vs G×G 結果報告
1月11日、RAGE Shadowverse Pro League 第13節の模様を皆様にお伝えします。
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2pick バーサ選手 vs フォレスト選手
バーサ選手はネクロマンサーを選択しました。アグロプランを考えて攻撃力1、体力1のカードを選択しつつセレスやアイシャといったカードを取り込んでいきますが、肝心の酒呑童子が提示されませんでした。結果としてゴールド枠はヘリオやハザードネクロマンサーを取り込んで、盤面をしっかり作りアグロしていくプランに寄せてデッキを組み上げました。
対するフォレスト選手はネメシスをピック、ブーストキッカーや重力の柔術士という強力な2pickカードをピックしつつ、レジェンド枠でモデストを引き込んでAFでも少し戦えそうな構成に仕上げました。
序盤から死の夢の少女、ヘリオ、ボーンドローンと好調に滑り出すバーサ選手ですが、フォレスト選手もパペットショックで取りつつ触れないスライムを進化で処理に使って上手に盤面を返していきます。
両者の大きな差はブーストキッカーの有無。バーサ選手は一方的に横展開をしてブーストキッカーを早めに切らせる動きをしないとターンが進むだけで負けが決まってしまいます。一方フォレスト選手は2枚目のブーストキッカーを手に入れ、試合を伸ばしていくことがそのまま勝ちにつながる状態に、バーサ選手はハザードネクロマンサーに全てを賭けて7ターン目までにセレスやヘリオと言ったカードを墓地に送り盤面を作ることを徹底します。
7ターン目、フォレスト選手は百機王・グライアスの進化で4面展開をしつつ盤面を一掃します、これに対してバーサ選手は割り切ってハザードネクロマンサーを展開、セレス、ボーンドローンを再び蘇らせます。
しかしフォレスト選手の手札にはもう一枚のブーストキッカーがあり、これで勝負が決しました。
バーサ選手は残った手札で必死に盤面を返しますが、両者の手札の枚数差は歴然。
フォレスト選手は重力の柔術師、モデストと連続展開し、最後はテクノロジー・マナからレヴィアントアーティファクトを生成しバーサ選手のヒットポイントを削り切りました。ネクロマンサーで果敢に挑みましたが、フォレスト選手に上手くいなされた形のバーサ選手、敗北となりました。
ローテーション1試合目 カラクリ選手 vs ちゃみ選手
カラクリ選手は式神ウィッチ、対するちゃみ選手はコントロールエルフというマッチアップになりました。この対戦はウィッチ側がエルフがリノを完成させるより前に、手札に20打点をためきってワンターンキルできる状態を構築できるかどうかが勝負のカギとなります。
カラクリ選手は序盤からむやみに相手のライフポイントに向かうのではなく、回復されてしまうことを前提に丁寧に盤面を取っていきます。また、クラークもこのマッチアップでは大切な打点源となるため、手札に置いて知恵の光を絡めて6ターン目のクオンまで達成しました。
対してちゃみ選手も、スケアリートレントを絡めてナテラ、フェアリーと1コスト展開をしながら手札を減らしつつ、手札使用カウントを稼いで2枚のメイで処理を行い、次ドローの手札枚数を8に調整しながら手札に12点の回復を引き込みます。
6ターン目、行くしかないと判断したカラクリ選手は真実の狂信者とクオンで12点削りますが、これが勝敗を決してしまいました。
ちゃみ選手のコントロールエルフが『ナテラの大樹+ナチュラル・マナ+プライマルギガント+ナテラの大樹+プライマルギガント+アリアの旋風+アクティブエルフ・メイ』で8点回復しながら全処理をしてカラクリ選手の攻めを無かったことににしてしまいます。
ここから再度打点を手札に集めなければいけないカラクリ選手は一度ウィズダム・コアで進化権を戻してターンを終え、ドローに向かいますが、ちゃみ選手はその隙にカーバンクル、コッコロでリソース安定に向けて駒を進めます。
カラクリ選手はなんとか2枚目のクオンを引き込みますが、ちゃみ選手にも2枚目のアリアの旋風とリノセウスが。10ターン目再度クオンで展開しなおしますが、ここでちゃみ選手のリノカウントが達成され、リノセウス+対空射撃+リノセウス+リノセウスでカラクリ選手の敗北となりました。
ローテーション2試合目 たばた選手 vs Chino選手
たばた選手はドラゴン、Riowh選手は式神ウィッチとなりました。
このマッチアップは式神ウィッチがクオン展開をするだけでドラゴン側が相当辛い対戦になります。
たばた選手はドラゴン最高のスターティングハンドと言われる『ワイルド・マナ、竜の託宣、ナテラ+プテラノドン』を決めました。ヴァイディも引き込み万全の状態で試合を進めますが、対するRiowh選手も5ターン目クオンが出来そうな勢いで手札を回していきます。
互いに完全に上振れ多この試合、勝負を決めたのは手札の差でした。
0コストのカオスウィザードやウィズダム・コアで手札を増やして言ったRiowh選手に対し、ドラゴンはドローにしっかりppを払わないといけないことと、盤面を返す力が乏しいこと、というリーダー特性の差によって6ターン目のクオンを返すことができません。
母なる君が来れば盤面を返すことはできますが、炎の握撃を抱えているRiowh選手の前では無意味、そのまま母なる君を引くことも出来ず、盤面に押し切られ、たばた選手の敗北となりました。
ローテーション3試合目 NISE選手 vs リグゼ選手
NISE選手は妖怪ネクロマンサーデッキ、リグゼ選手はpp余らせネメシスにAFを絡めたタイプのデッキ、このマッチアップは妖怪ネクロマンサーの疾走が決まればネクロマンサー側がが微有利、そうでなければネメシス側が有利のマッチアップ。
NISE選手は怒涛の攻めで1ターン目からミヤコ、ヘリオ、雪女+スケルトンと進めていき、5ターン目にはシノブ進化からミヤコまで出して、リグゼ選手のヒットポイントを残り4点まで詰め、後は酒呑童子さえ引ければ疾走で勝ちのように思えました。
しかしここからアーツマスター・カルラを3枚用いた、リグゼ選手の怒涛の反撃が始まります。
リグゼ選手は6ターン目にアーツマスター・カルラで盤面を返し、8ターン目に2枚目のアーツマスター・カルラでNISE選手のギンセツを破壊、そして9ターン目に最後のアーツマスターカルラで盤面を綺麗に返して8/8を立てる怒涛の攻撃。
NISE選手はここで割り切って敵に疾走をするか3/1を処理して一度返すかで迷いますが、ここで打点を詰めないと勝ちの目がないと判断し、レジェンダリースケルトンでリグゼ選手のヒットポイントを残り2点まで削ります。
しかし最後までカイザーインサイトを持っていたリグゼ選手!残り7点をきっちり削り切り勝負を決め切り、NISE選手の敗北となりました。
0勝4敗で終える節となり、今期のプレイオフ進出への道は失われてしまいました。
中盤の巻き返しを思うと悔しい思いが胸に残りますが、来期に向けての決意の節となりました。