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2020/11/15

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第13節 vs G×G 結果報告

【シャドウバースプロリーグ】第13節 vs G×G 結果報告

第12節 vs AXIZ 結果はこちら

先週、11月8日に行われた、RAGE Shadowverse Pro League 20-21シーズン 第13節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs フォレスト選手

バーサ選手はネメシス、フォレスト選手はロイヤルの選択となりました。

【pick解説】
今回は前回のネメシスと変わって、ゴールドレジェンド枠の提示が余りに弱かった為、細い勝ち筋を探しに行くピックとなりました。
また、AF関連のカードも少なかったのですが、ジャスパー、同調、機構の技師、アイアンスティンガーの4枚は取れていた為、廃品の回収でアナライズアーティファクトやパラダイムシフトを再度利用して徐々に打点を詰めていくというようなデッキに落とし込むことができました。

【試合内容】
序盤のハンドはかなり良いハンドとなったバーサ選手、きちんとマナカーブ通りに動くことができました。
対するフォレスト選手が2パス、4パスとかなり渋い動きだったのですが、5ターン目に最速元帥進化をされて、今後毎ターン辛くなっていくことが予想された為、ここで詰めるしかないと思い、面を強くして打点を稼ぐプランに出たバーサ選手。

しかし、フォレスト選手はクラウドギガ―スと麗しき美技の2枚を手札に抱えていた為、この攻めに対し容易な全処理が可能でした。
結果として先ほどのバーサ選手のプランニングが勝負の分かれ目となってしまうことに。

全面処理を受けた後、ブルームキャバリエを処理できなくなってしまったバーサ選手、リソースを先ほどの打点詰めのプランで吐きすぎてしまった為、その後の立て直しが効かなくなってしまうという部分もあり、結果として苦しい立場になってしまいました。

そのまま後続のフォレスト選手のフォロワーに押し切られ、バーサ選手の敗北となりました。

ローテーション1試合目 MURA選手 vs ちゃみ選手

選手デッキ紹介

【マッチアップ】
MURA選手がアグロエルフ、ちゃみ選手がコントロールネメシスの対戦となりました。

コントロールネメシスのデッキパワーがかなり高く組まれており、対応力が非常に高いのですが、アグロエルフ側が先攻を取れたことで、優位に立ちやすい状況となり、是が非でも勝ちたいマッチアップになりました。

【マリガン解説】
マリガンは先攻でも後攻でも、1ppで動けるカード+自由なる冒険者、放浪する料理人、レヴィ―ルの無法者を狙ってどちらかの単キープや、引けていない場合に全部返してのマリガン等を行っていきます。

今回のMURA選手もマナカーブを意識して、サボテンカウボーイをキープし、2コストロフォロワーを引きに行く動きを行いました。

【試合内容】
勝敗を大きく分けたのはちゃみ選手の3ターン目の≪運命の輪≫・スロースでした。
スロースのアミュレット効果は3つあり、この中の『自分のフォロワーすべてを-2/-2する』という効果がどのタイミングで発動してしまうのかがアグロプランを通したいMURA選手にとっての勝負の分け目となりました。

MURA選手はこの効果を2連続で回避し、盤面を長く保つことに成功、それによって最大打点をちゃみ選手のライフポイントに与えることが出来ました。

ちゃみ選手もイルガンノ進化で打点をなんとか抑えようと試みますが、最後はMURA選手のヴァ―ミンハンター進化+スピアーエルフがちゃみ選手を押し切り、MURA選手の勝利となりました。

ローテーション2試合目 まっつ選手 vs Riowh選手

選手デッキ詳細

【マッチアップ】
まっつ選手がディスカードドラゴン、Riowh選手がデスブリンガーネクロマンサーの対戦となりました。

このマッチアップは、ネクロマンサー側がドラゴン側のプレシオサウルス進化後の動きに追いつく為に、グレモリーポイントを何としても7ターン目までに稼ぎだす必要がある為、必然的にネクロマンサー側の序盤の動きが弱くなる状況が発生しやすいマッチです。

その為、ドラゴン側はppブーストをしやすい状態になりますが、ここでブーストできないとプレシオサウルスの着地が遅れるため、ドラゴン側にとっては何よりもppブーストカードありきのマッチアップになります。

【マリガン解説】
上記の理由から、マリガンはppブーストカード最優先、初手で引けている場合はプレシオサウルスセットキープを目指し、プレシオサウルスのみの場合はプレシオサウルスをマリガンで返してでもppブーストカードを引きにいきます。

【試合内容】
まっつ選手はこの試合、ppブーストには成功していたので、中盤まではRiowh選手側のフォロワーのあて先を自分から作らないプレイを意識し、グレモリーポイントを稼がせない動きに徹しました。

また、2ターン目のカーニバルネクロマンサーを処理することをppブーストよりも優先した動きが見事にRiowh選手の手札のリソースを供給させない役目を果たし、大きく試合を分けた択となりました。

まっつ選手はプレシオサウルス進化の前ターンにダークジェイルドラゴンを進化置きし、打点を次ターンに予約しつつ、ボードロックをする動きをし、Riowh選手が6ターン目にグレモリーポイントを1つも稼げない状態を生み出しましたが、ここでRiowh選手の百鬼夜行が間に合い、結果としてまっつ選手の思惑が外れ、グレモリーポイントがたまってしまいました。

しかし、まっつ選手はデスブリンガーが葬送できていないことを見逃していませんでした。カーニバルネクロマンサーでライフゲイン手段が著しく少なくなっていることを意識し、プレシオサウルスからの最大打点を最速で出すことを考えます。

8ターン目、竜の助言から烈覇のアルチザン・レジ―を引き込んだまっつ選手、竜の助言+竜の助言+レジー+竜の助言でRiowh選手のライフポイントを詰め切り、見事まっつ選手の勝利となりました。

ローテーション3試合目 たばた選手 vs リグゼ選手

選手デッキ詳細

【マッチアップ】
ロイヤルミラーとなったこの試合、意識するべきポイントやマリガンは以前の対戦結果にもある通り(たばたvsSurre)となります。

【試合内容】
今回が以前のSurre選手のマッチと大きく違ったのは、たばた選手のゲルトからの引きが著しく弱く、自身でもエミリアを引き込めなかったことでした。

リグゼ選手が後攻4ターン目のラミエル進化を成功させたのに対し、たばた選手は流麗なる槍術士で返すことしかできず、続くターンにエミリア進化で返されてしまったことで、ライフポイントとボードの両方で大きく差をつけられてしまいました。

6ターン目にカースドクイーン・ナハト・ナハトで盤面を何とか返しますが、その後のナハト・ナハト合戦で進化回数で先を行かれた後、7ターン目のリグゼ選手の2枚のカゲミツが勝負を決定付けました。

たばた選手がオネストシーフで進化回数をなんとか稼ぎ、9ターン目のギリギリの所で戦争商人・アルヤスカの進化+ターミナルウェポンにたどり着くことが出来ましたが、9ターン目のリグゼ選手のアンリエットで守護を張りつつの、君臨する猛虎、進化カゲミツ疾走でライフポイントを3にされてしまい、ゼルガネイアの効果を発動させられない状態に。

最後はリグゼ選手のデッキから直接召喚されたゼルガネイアによってリーサルとなり、たばた選手の敗北となりました。

ローテーション4試合目 たばた選手 vs Riowh選手

選手デッキ詳細

【マッチアップ】
最終戦は守護ビショップミラーとなりました。
このマッチは先攻後攻よりも、お互いアンヴェルトがある場合は後開きアンヴェルトができる方が有利、片方にない場合は、先開きアンヴェルトが有利の方が有利。
ただ、先開きアンヴェルトに対して、消滅択が取れる場合は、その後先にアンヴェルトにアクセス出来た方がリードできる一方で、ユカリの抱え込み、ヴィルバートが出ている出ていない等、『片方に〇〇がある』『両方に〇〇がある』といったように両者の取り得るパターンによって大きく展開が変わる為、一時的な有利不利は判断できても、試合を通して考えると非常に難しいマッチアップです。

今回の内容としては、先にアンヴェルトにアクセスできたのはたばた選手でしたが、後に開ける形となったのはRiowh選手でした。
この段階だけを見ると、アンヴェルトを開いたターンはたばた選手が優勢に見えますが、その後のRiowhさん側の札次第では逆転されてしまう可能性も十分に秘めています。

【マリガン解説】
先攻:アンヴェルトキープ
後攻:ラミエル、アンヴェルトキープ

【試合内容】
たばた選手の大きな分岐は6ターン目、サリッサを出すか、ウィルバートを出すかの2択で、サリッサを出す場合は返しのターンにゼルガネイアが『ある』場合破産しており、逆に『ない』場合は10/10サリッサが立ってライフポイントも詰められる、という択。
一方でウィルバートの択はRiowh選手のターンに開くアンヴェルトに、7ターン目のサリッサからのアンヴェルトを被せることができる択、でした。

柔軟性があるのはウィルバートを立てる択でしたが、ミラーマッチにおいての攻め時だと判断したたばた選手はサリッサを出す択を選択。
これによってサリッサを立てつつフォロワーで顔を詰められる為、長いゲームを持ち掛けないことをRiowh選手に強要しました。

ここでRiowh選手はゼルガネイアが『ない』状態であった為、続くウィルバートに対する回答がなく、平等なる裁きで一度は盤面を押し返しますが、ライフポイントは1までつめられてしまいます。

この試合は両者の手札に特定のカードが『ある』『ない』による分岐がとても多く、難しいマッチでしたが、8ターン目のたばた選手の光輝の顕現・ラーのリーダー効果により、たばた選手の勝利となりました。

今節は3勝2敗での勝利、見事首位継続となりました。
このまま環境最後の来節も勝利を勝ち取っていきたいと思いますので、ご声援よろしくお願い足します!