NEWSニュース
2020/07/09
シャドウバース
【シャドウバースプロリーグ】第2節 vs 名古屋OJA ベビースター 結果報告
7月5日、RAGE Shadowverse Pro League 20-21シーズン 第2節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら
2pick バーサ選手 vs さに選手
バーサ選手はウィッチを選択、自然ギミックの起点となるカードを手に入れつつピックを進めますが、途中から土ギミックのカードを厚く集め、盤面除去に長けたロングゲームのできるデッキに仕上げました。今パックの強力な2ピックカードであるポーションウィザードやフューチャービジョンも2枚引き込んで、凌ぎ切って勝つデッキを作ったバーサ選手。
それに対しさに選手はロイヤル、連携ギミックのカードや安らぎの女王、静寂の元帥といった横並べを容易に可能とするカードを引き込んで、盤面を作って勝ち切るデッキを作り上げました。
3ターン目、さに選手はシーフガールから黄金の首飾りを選択、それに対しバーサ選手はエーテルゴーレムで目先の処理を行うのか、ワンダーコックでリソースを増やすのかの選択で迷いますが、ここはワンダーコックを選択。
それに対しさに選手は、安らぎの女王をエンハンスで出すためあえて切らずに、クイックブーレーダーのみのプレイで抑えてターンを返します。
4ターン目のバーサ選手、元素の大魔術師・アーレインとエーテルゴーレムで、進化権を温存しながらの除去+アーレインの強化でターンを終えますが、さに選手は『毎ターン2/2のスティールナイトを召喚する』という強力な進化効果を持つ静寂の元帥をプレイ。
また、黄金の首飾りを使って体力5で残すことで、境界の魔導士の全体除去から逃げ切ります。
それに対しバーサ選手はアブソーブスペルで静寂の元帥のみを処理し、一貫して進化権を温存するプレイを続けます。
7ターン目、さに選手は温存していた安らぎの女王のエンハンス召喚によって再度5面展開を行いますが、それに対しバーサ選手はついに進化権を境界の魔導士に使用し全面処理。
次のターン、さに選手は連携15を達成し、シールドフォーメーションからフロントガードジェネラルを召喚し強力な盤面を作りますが、それもバーサ選手の大紅蓮によって全処理。
フロントガードジェネラルを取り切った後は、温存していた進化権をさに選手のライフポイントを詰める目的で使用します。
9ターン目、さに選手は最後のフロントガードジェネラルを召喚し盤面を再度固めますが、バーサ選手はこれをペルソナウィザードでクレイゴーレムに変身させ、ストームエレメンタラーで盤面を除去します。
最後は今期のフィニッシュカードであるフューチャービジョンを10ターン目に使用するバーサ選手。
手札にある真理の術式からリーサルの見えているバーサ選手に対し、さに選手は対抗できるカードを引けず、終始進化権を残し、さに選手の猛攻を凌ぎ続けたバーサ選手の粘り勝ちとなりました。
ローテーション1試合目 カラクリ選手 vs マサヤ選手
カラクリ選手はディスカードドラゴン、対するマサヤ選手は魔道具専門店のマッチアップ。
魔道具専門店側が専門店を着地させる前に試合を終わらせなければ、ドラゴン側が容易に負けてしまう不利マッチアップ。ダークジェイルドラゴン等の盤面打点を早めにウィッチ側の顔に詰められるかどうかが鍵となってきます。
5ターン目、突然の落石を割り切ってダークジェイルドラゴンを処理に使い、プレシオサウルスを7/7で残す為に使いますが、マサヤ選手側は突然の落石を持っていた為、3打点分の裏目に。
その後大逆のドラゴサモナーから憤怒の碧龍を手に入れるカラクリ選手、ドラゴニュートスカラー進化で少しでもマサヤ選手のライフポイントを詰めていきます。
7ターン目、少しでもカラクリ選手は盤面を強くするため4/4スタッツを2枚並べますが、これがマサヤ選手目線では取り切れずカラクリ選手のリーサルとなってしまう可能性がある為、思い切って手札の2枚の魔道具専門店をでたらめな接合で入れ替えます。
これに対し悩むカラクリ選手ですが、少しでもライフポイントを削るという当初のプラン通り、盤面を強くし、憤怒の碧龍の4点疾走で残り5点までマサヤ選手のライフポイントを削ります。
しかし、3枚目の魔道具専門店を先ほどのでたらめな接合から引き込んでいたマサヤ選手。8ターン目に専門店を着地させ、ナテラの大樹を回しながら魔女の大窯から真理の術式、知恵の光と繋げてマサヤ選手の勝利となりました。
ローテーション2試合目 MURA選手 vs 和真選手
ロイヤルミラーとなったこの試合、和真選手は連携ロイヤルに進化ギミックを少し混ぜた形のロイヤル、MURA選手はここに妖刀の鬼・ツバキやエルネスタ、ぺコリーヌといったカードを入れて前寄りのデッキとした形となりました。
このマッチアップは先攻側が先に連携を貯められることや、フェイランが先に着地すること、先にゼルガネイア+君臨する猛虎での10ターンリーサルにたどり着くこと等、先行を取った方が有利なマッチです。
和真選手は後攻で2ターン目にカードをプレイできないという非常に辛いスタート、それに対してMURA選手はペインレスサムライから猛然たる騎士ゲルトに分身の術を使い、シールドフォーメーションで4面展開する好調な滑り出し。
和真選手はお姉ちゃん剣士・シズルで回復しながらなんとか守護を立てますが、MURA選手は白銀の閃き・エミリアから2体目のペインレスサムライを並べ、5面展開を決めます。
和真選手はゼルガネイア、ダイヤモンドパラディンと使って何とか2ターン耐え凌ぎ、尚且つペインレスサムライ一体を攻撃力0の置物に変えることに成功しますが、ここから先は連携10を達成したMURA選手の盤面に毎ターンフェイランが召喚されます。
MURA選手は君臨する猛虎も引き込んで、後は10ターン目にたどり着けば自動的に勝利が見えてくる形。
MURA選手は9ターン目にカゲミツ以外のカードを出すかどうかで迷いますが、次のターンに相手のカゲミツがどこにも当たってくれなかった場合、君臨する猛虎を出すスペースがなくなり、和真選手のゼルガネイアが先に疾走して負けるパターンがあることに気が付き、ターンを終えます。
和真選手は守護を立てつつペインレスサムライで効果ダメージを無効化し、なんとか自分の10ターン目にたどり着こうとしますが、MURA選手は2枚の堕落の決意を引き込んでおり、当初の予定通りゼルガネイア+君臨する猛虎を含めた盤面での20点ダメージでMURA選手がミラーマッチを制しました。
ローテーション3試合目 NISE選手 vs まっつ選手
NISE選手は秘術ウィッチ、対するまっつ選手は復讐コントロールヴァンパイア、マッチアップでは、ウィッチ側が順調に土アミュレットを破壊し、7ターン目以降のキャルから禁約の魔術師を決めることさえできれば自動的に勝利となる秘術ウィッチ側に有利なマッチアップ。
5ターン目、まっつ選手はワンダーコックを自滅させ、NISE選手の盤面をロックして少しでも土アミュレットのカウントを進めないように割り切り、2枚の紅のワルツからユリウスの闘争を使いNISE選手のライフポイントを詰めに行きます。
NISE選手は7ターン目以降キャルを出してUBでライフを詰めておくべきかどうか悩みますが、アザゼルを警戒してドローを優先しながら土カウントを進める選択をします。
8ターン目、NISE選手は土の破壊カウントを16まで進めて次ターンの禁約の魔術師でのワンターンキル圏内まで持ち込みますが、まっつ選手もネレイア+イリヤで20点までライフポイントを回復。
9ターン目にNISE選手はこの盤面を返せない上にリーサル圏内からも逃れられており、完全に逆転された形になりました。
10ターン目のまっつ選手はインサニティ・マナを2枚抱えており、全面除去ができなかった以上、まっつ選手の逆リーサルとなり、NISE選手は有利マッチを落としてしまった形となりました。
ローテーション4試合目 MURA選手 vs まっつ選手
葬送冥府ネクロマンサーミラーとなったこの試合、ハデスをお互い安着させられるのであれば先行が有利なマッチアップです。
両者百鬼夜行とモーターグレイブディガーを出し合ってのスタートですが、大きく違う点はまっつ選手は恋人・ミルティオを引けていない事、そしてMURA選手の出した幽暗の墓守に幽暗の墓守を投げ返せていない事の2点。これが勝負を分けました。
MURA選手の5ターン目、恋人・ミルティオからバトルキョンシーガールが2枚出てくるラッキーに恵まれます。盤面に幽暗の墓守と2枚のバトルキョンシーとミルティオが並び、これをまっつ選手は返すことができない為、一気に残りHP3まで削られてしまいます。
これだけでも冥府の達成が1ターン遅れたとしたとしても勝てるアドバンテージをとったMURA選手ですが、それにプラスして墓地カウント面でもデッキ枚数の面でも勝っているまま冥界神・ハデスを引き込みます。
MURA選手は続けざまに酒呑童子も引きますが、当初の予定通り墓地カウントを30貯めるプランを徹底し、8ターン目に冥府の墓地カウントを達成。このミラーマッチでの勝利を収めました。
3勝2敗で勝利した今節、新パックリリース後初のプロリーグでしたが、バーサ選手と新加入のMURA選手が大活躍し、見事勝利を収めることが出来ました。
次回のプロリーグは7月19日となりますが、この10日間でより強いチームとなれるよう精進してまいります。
第3節もご声援よろしくお願い致します!