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2020/08/22

シャドウバース

【シャドウバースプロリーグ】第5節 vs 横浜 F・マリノス 結果報告

第4節 vs NTT-WEST リバレント 結果はこちら

先日、8月10日に行われた、RAGE Shadowverse Pro League 20-21シーズン 第5節の模様を皆様にお伝えします。
動画はこちら

2pick バーサ選手 vs しーまん選手

ロイヤルミラー、先行が有利とされるマッチアップですが、2pickに関しては連携カードの連携達成の有無、静寂の元帥の進化効果の有無等が重要となるマッチアップです。

4ターン目、バーサ選手が無頼の野武士を進化させたことがこの試合を大きく左右させました。

静寂の元帥に進化を切った時に相打ちとなって残らない事、秘伝の抜刀者を能力で進化させずに進化権を使わせることになること、居合の神髄を使わせられれば弱い動きをさせられること等、しーまん選手は残った無頼の野武士に頭を悩ませますが、ここは進化効果の試合を通してのバリューを重くみて、静寂の元帥進化を選択。

お互いロイヤルミラーでの毎ターン盤面を取り合う真っ向勝負になりましたが、勝負を決めたのは8ターン目、進化権を使って盤面を押してきたしーまん選手に対し、バーサ選手のダイアモンドパラディンのエンハンス召喚が刺さります。

ダイアモンドパラディン、ハルバードウルフ、武器商人・エルネスタ、ドレッドハウンド、黄金の靴と繋げ、進化権を使い切ったしーまん選手の盤面をエルネスタのラストワード効果で上手に捌き、進化権を残した状態でターンを返します。

このダイアモンドパラディンを取り切るカードを引き込めなかったしーまん選手、盤面に6/6、2/2、3/3とスタッツだけはバーサ選手と同等になるように並べてターンを返しますが、バーサ選手がここで信念の剣閃を引き込み、しっかりとリーサルを決めて勝利しました。

ローテーション1試合目 NISE選手 vs あぐのむ選手

NISE選手デッキ紹介

NISE選手のアーティファクトネメシスとあぐのむ選手の葬送ネクロマンサーのマッチアップとなりました。 ネメシス側の一つ目の勝利プランはアブソリュート・モデストの進化効果とブリッツアーティファクトで序盤から7ターン目までにライフポイントを詰めて、7ppでのアーティファクトリメイカーで再度ライフポイントと盤面を詰め、処理された所に8ターン目のパラダイムシフトの大量使用で勝ち切るプラン。
2つ目の勝利プランはモデストが引けなかった際、ミュニエの進化効果で冥府を破壊することやパラダイムシフトでの回復によって試合を長引かせ、10ターン目のラグナアウェイクとゼルガネイアでのワンターンキルプランで勝ち切るプランとなります。
一方ネクロマンサー側は、このどちらかのプランが決まる前に、ネクロマンサー側の葬送ハンドを上手く回し、まずは5ターン目のミルティオ展開を狙う。次にフェイタルオーダーを絡めて8ターン目、9ターン目の勝利に向けてライフポイントを押し切ることが勝敗を分けるポイントです。

NISE選手は序盤からパラダイムシフトにアクセスできる手札を引き込んで、攻撃型ゴーレムを押し付ける好調な滑り出し。
一方、あぐのむ選手はなかなか盤面の処理にアクセスしにくい手札となり、窮屈な滑り出しとなりました。

転機は5ターン目、あぐのむ選手は《恋人》・ミルティオからグレモリー、酒呑童子という最高の2体を呼び出すことに成功。一気に盤面を取り返します。
NISE選手はミルティオのドロー効果を消すためにミニュエをプレイ。
そしてアメスで相手の盤面との相打ちにならないステータスまでミュニエのスタッツを引き上げ、機構の技師とアナライズアーティファクトを並べます。

あぐのむ選手は再度並べられたNISE選手の盤面に対し、再度《恋人》・ミルティオで取り返しを図りますが、2度目は運に恵まれず、3コスト3コストの振り分けとなり、王墓の骸が2枚が出てきて盤面を返せません。
NISE選手はここにアイアンスティンガーにダメ押しの進化を切り盤面を一掃、ターンを返しますが、ここが仇となりました。

7ターン目、あぐのむ選手はフェイタルオーダーを使ってデッドメタルスターから征伐の死帝を並べ、横に大きく展開します。既にミニュエも進化権も使ってしまったNISE選手はこの盤面を返せません。

あぐのむ選手目線ではNISE選手が10ターン目を向かえてしまうと、AFネメシス側がデッキからのゼルガネイアの直接召喚+ラグナアウェイクでの敗北が見えている為、この9ターン目に決め切ろうという構え、ハングリースラッシュからデッドメタルスターを葬送し、レジェンダリースケルトンでppを回復しながら、フェイタルオーダーでデッドメタルスターを召喚、盤面だけで20打点生み出し、NISE選手の敗北となりました。

ローテーション2試合目 MURA選手 vs 水煮選手

MURA選手デッキ詳細

MURA選手はディスカードドラゴン、水煮選手は異形エルフ。試合のポイントは異形エルフ側がどのタイミングで地を裂く異形を引けるのかにかかっています。

みずせ選手は2ターン目に異形を引き込み7ターン目のリーサルを目指して融合してゆき、盤面に対しては出来る範囲での対処に留め、プライマルギガント等で回復をしながら先にOTKを決めよう、というプラン。
一方MURA選手はppブーストをしてのプレシオサウルスが見えているので、7ターン目までにダークジェイルドラゴン等を用いて何とか20点削り切るプランです。

4ターン目に5/5のスタッツ置きを選択したMURA選手。水煮選手がこれを返すにはアサルトジャガーの進化しかありません。
5ターン目にプレシオサウルス進化で7ターン目までに決着を付ける準備を進めます。

水煮選手はここでスピアーエルフを進化してMURA選手のライフポイントを詰めることで、リーサルターンを1ターン早めようという賭けに出ます。
この賭けは回復を引けていないMURA選手の手札に十分に効果的なものではありましたが、MURA選手、竜の託宣から幸運にも2枚目の治癒のドラグーンを引き込み、リーサルから逃れます。

水煮選手との賭けに勝利したMURA選手、水煮選手は少ないハンドで盤面を返すことができず、ダークジェイルドラゴンでの疾走によってMURA選手の勝利となりました。

ローテーション3試合目 カラクリ選手 vs みずせ選手

カラクリ選手デッキ詳細

カラクリ選手は冥府ネクロ、みずせ選手は連携ロイヤル。
このマッチアップは通常であれば後半になるにつれ冥府ネクロ側が完全に有利となるマッチアップですが、みずせ選手の連携ロイヤルには堕落の決意と煌剣の戦士・アンリエットをそれぞれ3枚積んでおり、終盤冥府を並べられた後も冥府への道を破壊しつつ回復しながら横展開を狙えるため、冥府ネクロにメタが張られたロイヤルとなっていました。

転機は4ターン目、カラクリ選手の幽暗の墓守を7/7で立てるエミリアをケアした好プレー、1枚目のゲルトを既に見ている為、みずせ選手は低い確率を引かねば次のターンに11点ライフポイントを削られてしまいます。

ここでしっかりとゲルトを引き切ったみずせ選手、なんとか盤面を返しますが、厳しい状態。
7ターン目のカラクリ選手、ここでも相手に堕落の決意を打たせることで墓地とデッキ枚数がグレモリーの直接召喚条件を達成する好プレーを見せます。

しかし、対するみずせ選手もここで堕落+アンリエット+アンリエット+フェイランで冥府への道を破壊しながら強力な盤面を押し付けます。

カラクリ選手はグレモリーのリーダー効果を得た状況下で、あと7枚墓地を増やせば冥府に到達するため、冥府神・ハデスから、レジェンダリースケルトンでppを回復、王墓の骸をアンリエットに当てて冥府への道を起動します。

返すみずせ選手のターン、ここで逆転のゼルガネイアを引き込み、そこから2枚目の堕落へ決意をドロー。

冥府への道を再度破壊しながらシールドフォーメーションまで繋がり、フェイランによる全体バフによる強力な盤面を並べなおします。

みずせ選手の10ターン目、直接召喚のゼルガネイア+君臨する猛虎によってカラクリ選手のライフポイントを16点削り、ここで回復のできないカラクリ選手の敗北となりました。

ローテーション4試合目 カラクリ選手 vs あぐのむ選手

カラクリ選手デッキ詳細

今シーズン初めてカラクリ選手が最終戦で登場。十八番ともいえる専門店ウィッチをたずさえ、あぐのむ選手のアーティファクトネメシスとの対戦になります。
このマッチアップは専門店ウィッチが先攻時大幅有利、後攻時でも有利なマッチアップです。

カラクリ選手は先攻を取りました。
カラクリ選手の初手は序盤の動きがとれれば、あとは境界の魔道士を引き込むことが求められるのみといった状況。

対してあぐのむ選手の初手はパラダイムシフトもアーティファクトフォロワーも場に出せない苦しい状況。 そのままあぐのむ選手は後攻2ターン目にパスという、カラクリ選手目線からもわかる弱い動きとなってしまいました。

カラクリ選手のゲーム中の目標は、1つ目が専門店をプレイするまでに境界の魔道士をデッキから引き抜くこと。
2つ目が7ターン目の専門店プレイターンに勝利するために、0コストカードを最低1枚(0コストナテラ、グラウンドサークル)+0コストカードまたはエレメンタルマナの2枚を確保すること。 

あぐのむ選手の動きが弱いことでカラクリ選手はこの2つの自分の目標とする動きを余裕を持って行うことができました。

あぐのむ選手も手札が弱いなりに後攻4ターン目にエンシェントアーティファクトで相打ちをしながらのミスティックアーティファクト進化4/5という形を作りますが、これはカラクリ選手側の突然の落石、覇食帝の調理のどちらでも処理ができました。

カラクリ選手は先攻6ターン目の終了時に結束の魔術を引き込み、7ターン目に境界の魔道士での処理、8ターン目の魔道具専門店プレイに切り替え、ライフも万全の状態で保ったまま危なげなく勝利することができました。


今節は3勝2敗で横浜Fマリノスに勝利し、めでたく貯金もプラス1となり、チームとしても勝ち越すことができました!

次節もご声援よろしくお願い致します!